夕べのスクラッチに彩色してみた。
父は大量の画材を持っていてこれも父のものなのだが、ほぼ新品。画材やら陶芸の土やら釉薬やらスケッチブックやら、本当にいっぱいいろいろなものがある。いろいろなものがあるのだが、父は仕事が忙し過ぎて何もできないまま今は介護施設にいる。
心残りだよな、きっと。
そんなことを思いながら、棚からこの絵の具を出してきた。水でとけば不透明水彩として使えるみたいだ。でも、普段は(って、最近描いとらんけどな)透明水彩を使っているんだが……。
やっぱり使いづらくて、自分の絵の具を出してきた。あまりきれいに色がのらないな。彩色しない方が良かったかしら?
でも額縁がとても素敵なので、それにつられて中身の絵も良いような錯覚に陥る、ような気がする。ただ、絵のどこまでが額縁で隠れるのか、印をつけるのをすっかり忘れていた。
次はそのへんもちゃんとやろう。やらなきゃいけないことと並行して、やりたいこともできるだけやっていこう。
もう背伸びをすれば「ゴール!」の看板が見えている。2月になれば68歳だからな。
素敵な額に合ってます。
初めて使うスクラッチボードなので上手く削れなかったんですけど、慣れてくればもう少し良くなるかもです。ちょっと版画っぽい仕上がりになりました。
絵は良い額縁に入れると素敵に見えますね。