スコップ片手におやつ探し

毎日えらく暑い。しかし天気がいいということは絶好の甲羅干し日和ということでもある。亀緒君を立派な亀にするためには太陽光線は欠かせないのだ。

しかし亀緒君は最近、庭におろした途端に庭用水場のホウロウのバットに向かって駆けていく。いやいやいや、まだおやつは入れてませんて。

このところほぼ毎日、亀緒君は散歩の時にはおやつを食べている。どうもずいぶん楽しみにしているように思える。しかし、このおやつの調達がなかなかたいへんなのだ。なにせミミズだからな。

はじめのうちは嘘みたいに簡単に、３匹も４匹も捕まえることができた。だが毎日そんなに捕ってたらいなくなるわな。庭も狭いし。

それにミミズの皆さんもなかなかおりこうさんなようで、スコップで掘り返せない芝生の下にうじゃうじゃいるみたいなのだ。その証拠に芝生のあちこちにミミズがいるしるしの小さな土の粒々がある。

でも亀緒君が水場で待っているので、ぜひおやつを見つけてあげたい。スコップ片手に生け垣の下やら庭のすみやらを掘り返し、ミミズを探しまくる。で、きょうもなんとか２匹ゲット。

いったい何をやってんだかなあ、私は。