いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

「この子たちの夏」1

2006-06-04 17:04:39 | 出来事
昨日は朗読劇「この子たちの夏」の練習日だった。演出のなかとしお先生が来られるということで、10時過ぎには中川図書館の上の集会室に入る。もうすでに他の方は来ておられて、何人かはお昼のお弁当を買いに行ってくださっているということだった。

私にはよくわからないのだが、この朗読劇のメンバーは、私以外はそれぞれちゃんと朗読や絵本の読み聞かせの勉強をされている複数のグループの有志の方々であるようで、何となくいきがかり上メンバーになってしまっている反戦活動の似合わない私とは明らかに志が違う。浮いているなあ、私だけ。いつものことだが。

机をあちこち移動させたりなんかしているうちに、お弁当を買いに行かれた方たちも戻られ、席について、予定の10時半ぴったりに演出のなか先生が来られる。少し遅れて2人来られて、いよいよ出演者8人そろっての初の(他の方は違うのかもしれないが、私は途中からメンバーに入ったので)練習開始。

こういうちゃんと演出がつく練習というのは、もしかして初めてだったかな、私は。たぶんそうだな。途中、お昼にお弁当を食べ、3時頃におやつ(メンバーの方の差し入れ)を食べたが、それ以外はみっちり練習。10時半~4時まで。こういう練習が8月5日の本番までは何度も何度もある予定。演劇ではないから、書き込みしまくった台本を持って舞台に立てるのでまだましかもしれないが、やはり多少の動きはあるので、覚えるのがたぶんかなりたいへん。

しかしやはりきちんと演出してもらうと、格段に内容がよくなっていく気がする。お互いに「ここのイントネーションが……」とか言い合うのは、正直言ってかなり抵抗があるのだが、その点、演出家の声は神の声。私も何箇所も指摘された。っが、何回聞いてもどこがどう違うのかよくわからん。でも直すぞ。何しろ神の声だからな。

神であるから当然、恐ろしく難しい要求とかもされるのであるが、出来るか出来ないかは別として非常に納得はいくので私なりに努力する。例えば、演劇で「ここに象がいるよ」という台詞があったとして、その台詞をそのまま言えばただそれだけのことなのだが、役者が心の中で確かにそこに象が存在すると思ってその台詞を言えば、観客はそこに象の存在を感じられるというような話。だから、原爆による惨状を心の中にありありと思い描いて朗読すれば、聞いている人にもその情景が伝わるということ。

他にも、感情をそのまま表に出さず、しかし思いをこめるとか。ううむ、どうやって? でも確かに、その朗読を聞いて涙を流すのは聞いている人であって、朗読する者が泣いてちゃいかんのだよな。あまりにも感情をこめすぎた朗読って、聞いていると激しく恥ずかしいもんな。っが、私に割り振られた文章の中に、読みながらどうしてもボロボロに泣けてしまうやつがあって、これはもう慣れるよりしょうがないので、繰り返し練習。

やると決まったからにはちゃんとやるぞ、私は。負けるもんか(何と闘うつもりだ)。8月5日午後1時開場。中川文化小劇場ホールにて。大人1000円。12歳以下の子どもさんは350円。65歳以上の方もシルバー料金で350円。お問い合わせは林本まで。
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2 コメント

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思い当たる、、 (みやじま)
2006-06-05 12:25:06
私は先日、九条を守る会の集まりに

お邪魔しましたが、同じような思いでしたね、、

私のような志し低いものがここにいて良いのかしら。。

と肩身の狭いおもいでした。。

皆さんとってもパワフルで熱い方ばかりでしたから☆

練習大変そうですが、応援してます☆

中川区の朗読会は、私はみにいきますよ~♪

一人分お願いします!
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ありがとうございます!! (林本ひろみ)
2006-06-06 00:21:56
私は志は低いのですが、元気だけはあるので

何とかついて行くつもりです。



しかし、みんな上手いです。声の出し方から

して違います。私はろくに発声練習もしない

ので。



どうもまだ台本も変更箇所があったりするよ

うなので、個人で練習する時は全部通しでや

ってます。ご近所迷惑かもしれません。すん

ごい声で読むので。



チケット予約承りました。ありがとうござい

ます。

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