きのう、いこいの杜の前でタマムシに遭遇した。何年か前に大発生したことがあるのだが、今年は初めて見た。というか、捕まえた。
相変わらず、簡単に捕まえられてしまう。動きがまったく素早くない。
それでも一応、私の掌から必死に脱出されるのだが、なにしろ飛ぶのが遅いので、68歳のばあさんでも楽々先回りできる。で、飛んでる前に手を差し出すと、躊躇うことなく手にとまる。あかんやろ。
十字懸垂みたいな感じで、ピカピカ輝きながら飛んでおられるのだが、何回やっても手にとまる。なので、1人タマムシキャッチボールが可能。
こんな感じだから、簡単にいっぱい捕まえられて、玉虫厨子とかにされてしまったのかもしれない。明日も会えるといいな。
前庭のどこかから(たぶん)キリギリスの鳴く声がする。どうやら玄関先のニワフジの茂みの中だ。
緑の中に緑の(たぶん)キリギリスがいた。iPhoneを限界まで近づけても逃げない。私は人間として認識されていないのだろうか。
母屋の台所の流しで、洗い桶をスポンジでこすって洗っていたのだが、ふとひっくり返してみたら、何か黒いものが。
ゴキブリ⁈ と思ったのだが、俊敏に動かないし、なんか形がおかしい。
よーく見たら、クワガタの雌だった。いやいやいや、クワガタの雌がなんで台所のスポンジに。でも、そのままにしておく訳にもいかない。
スポンジごと雨の庭先までお連れして、そっと落ち葉の上に降りていただく。あ〜、びっくりした。
けんこう会館前のプランターのブラックレースフラワーが、なんかクルンと丸まっている。手にとって見てみると、イガイガのまだ青い種がいっぱい。
これだけ種が採れたら、来年は庭をブラックレースフラワーだらけにできるな。増えすぎて困ると噂のオルレアが、うちの庭ではそこまで増えないのだが、ブラックレースフラワーはどうだろう。種を採るのが楽しみだ。
けんこう会館前にはグランドカバーとして、アジュガとクラピアと源平小菊とポリゴナムが植えてあるのだが、それを覆い尽くす勢いでクローバーが勝手に生えてきている。
そのクローバーが、草刈りもしていないのに、なぜか最近短くなっている。何だろなあと思っていたのだが、クローバーの近くに植っているヤブランが鹿に食われているので、もしかしてこれも鹿の仕業か?
もしもそうだとしたら、裏庭のグランドカバーをすべてクローバーにすれば、常に鹿が草刈りをしてくれるのでは? ただし、糞もいっぱいするんだろうな。今でも、いっぱいしてあるけど。
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