「らもーれ栄」内覧会

きょうは、カウンセリングの講座の方たちと介護付き有料老人ホーム「らもーれ栄」の内覧会に行ってきた。いや、私が入るんではない。入るんではなく、私が通っているカウンセリング講座の白瀧昌子先生が、こちらの方の仕事にもかかわっておられるので、見せていただくことになったのだ。

っが、パンフレットの地図があまりにもわかりにくい。サイトの方の地図も同じものなのだが、これではもともと場所を知っている人しかわからない。私はいつも通り事前にgooの地図（以前よりかなり扱いやすく進化している）で周囲のポイントをチェック。方向音痴の私にとってはこれはとても大事なことなのだ。地下鉄名城線「矢場町」駅の１番出口を出て、ワコールとザ・コンランショップの間の道を入り、右手にNTT栄ビルを見ながら進むと、サークルＫが見えてくる。そのサークルＫの手前側向かいが「らもーれ栄」だ。地図で大切なのはデザインでもカッコよさでもない。誰が見てもわかるようでなければ意味がない。

それにしても本当に街の真ん中にある老人ホームだ。きれいな施設なのだが、一緒に行ったメンバーの中に実際介護の仕事に携わっている方がおられたので、いくつか気になる点も発見。でもこの立地条件だといろいろと制約されることもあるのかもしれない。部屋は私のおばあちゃんが入居している大阪の施設（ケアハウスなので有料老人ホームとは少し違うのだと思うが）よりはかなり狭いが、あっちが広すぎるのかも。

トイレに手すりの他に上げ下ろしのできるひじ掛けがあって、これは楽チンでよかった。それと、各部屋の何号室と書かれたプレートが大きくて、それぞれ異なった色や柄の布が貼られているので、これはわかりやすいと思う。ここの前にすでに１つ千種に有料老人ホームを作られ運営されてきたようなので、そこでの経験をふまえてのオープンということもあり、いろいろ改良されている施設なのだろう。

私個人の感想としては、とてもきれいで自分が住みたいくらいではあるが、個人の部屋以外のトイレの数が少ないような気がしたし、お風呂も少し狭いように思えた。でも、こういうところは実際住むなり利用するなりしないと、本当のところはわからないのだろうなあ。居心地がいいかどうかは職員の方の対応とかによるところも大きいだろうし。職員の方もカウンセリングや傾聴の勉強をされるのだろうか。

介護は日々切実になりつつある問題なので興味はあるのだが、肝心のお金がないのだよなあ。やはりこういう施設は、せいぜいデイサービスかショートステイの利用のみ。ここで暮らすなどというのは庶民には高嶺の花ということになるのだろうなあ。私は６０くらいで死ぬ予定だったのだが、亀を飼い始めてしまったので死ねなくなった。亀は癒してはくれるが介護はしてくれないしなあ。ううむ。

内覧会の後はみんなでランチに行くことになっていたのだが、きょうの栄はえらく賑わっていた。LACHICのプレミアムダイニングというところに行ってみたのだが、プレミアムに混雑していて、どこにも入れそうにない。いったん外に出たのだが、通りをはさんで向かい側に大きな蟹の看板発見。ええと、確かあれは札幌かに本家だったかな。蟹に誘われ店内に入る。こんでいる。さっきほどではないけど。かなり待ってようやく席に案内された。かにちらし派とかに釜飯派に分かれて注文。かに釜飯派はテーブルの上で炊くので３０分くらいは指をくわえて待つことになる。先に言ってほしかった。で、何だか知らないが何度も、かに釜飯派の赤だしも先に持ってこようとするのだよ。赤だしだけ飲むのか？

で、かにちらし派の皆さんがゆっり食べて待ってくれているうちにようやくかに釜飯完成。でも、茶碗もしゃもじもまだ来ていない。呼び鈴鳴らしてお店の人を呼んだのだが、「何でしょうか？」みたいな感じで、「茶碗としゃもじがないと食べられない」と説明する。ううむ。で、茶碗としゃもじは来たのだが、先ほどまであれほど持ってきたがっていた赤だしが来ない。で、再度お店の人を呼んで「赤だしが来ていない」と言うと「確認します」と言われる。何の確認？　もう先に飲んじゃったんじゃないかどうかの確認か？　忙しい上にアルバイトの人ばっかりなのだろうなあ、たぶん。赤だしは猛ダッシュで持ってこられた。

で、食事をすませ通りを渡りLACHICの前あたりまで来たところで呼び止められる。なんとメンバーの一人が忘れたハンカチを、絶対バイトではないと思われる男の店員の方が持ってきてくださったのだ。すごいぞ、札幌かに本家。好感度プラス８０点！！