休んで焦って・・・

昔から人と交わるのが得意じゃなかった
でも多分周りの人が僕を見たときそのことを感じるかといえば気がつかずに過ぎてしまってただろう
僕はずっとそんな様子のまま今にたどりついてしまってる
18歳で今の仕事に就いた時から　ちょっと自分の居場所を無理して移動していろんなことに手を出してきた
ダンス教室にも通ったし茶道やってたから華道も少しだけ齧った
テニス教室は始めて辞めて始めて辞めて始めて辞めて始めて辞めた
そして中学生のころから触っていたギターを習って教えた　そして辞めた
いつも心ならずも少し頑張ってた
本当は、僕の心の本当はナマケモノの如くずぃっとその場にいて何にもせずに眠ったような起きてるような
そんな生活が・・ホントのホントは好きなのかもしれない

日曜日になるとそれに似た生活時間を過ごす
でも　夕方になると少し焦りが出る
こんなことをやってて自分はいいのか
もっとやるべきことがあるんじゃないか
昨日はその後、なんて充実してないんだろう　と思いながら自転車を漕いでいた
その結果見えてきたのが公営スポーツセンターだった
何にも思わずにその玄関をくぐった
一階はロビーだけで階段を一つ上がるとトレーニングセンターとプールが見えた
ガラス張りのプールを覗く
泳いでいる人も歩いている人もいる

僕は泳げないからプールが嫌いだった
嫌いだったのに40歳の手前でプールに通った
その結果背泳ぎだけはできるようになった
あとはクロールも平泳ぎも微妙に沈んでゆく
ああそうだ　その泳げるようになった背泳ぎも泳ぎ終わったあとは必ずちょっとだけ溺れた
うまく立てなかった・・
恥ずかしいけどまあいいや　ホントのことだ
でもそれは克服できた
息を吸って沈んで体を丸くすると溺れずに立てることを知った
無理してやってたから楽しくなかった
それで中途半端なまま　まだ多分今も僕はかなづちのままだろう


無理して頑張って　疲れて休んで
休んで焦って　頑張って疲れる
そして僕は今　ずっと休んでるのかな・・
それでいいんかな。。