木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

娘との時間

2011-09-04 23:20:59 | Weblog
先週だったか娘の勤務が12時間12時間と続いたことがあって
その次の日にまた夕方から夜9時まで
あ~~ぁ疲れるぅ
という声を耳にした親父
そんなこと言いながらそれを苦にしてることもないと感じたにも拘らず
ちょっとその勤務の続け方は高校生にとってきつすぎるのではないか
そう感じた僕は密かに店長のところへ電話を掛けた
「いつもお世話になっております
 あずみの父親です
 最近の勤務時間のことで・・」
と相手に敬意を払いながらあまり無理なシフトを組んでほしくない旨を和らげに話しておいた
その際 この話は娘には言わないでほしいとも告げて

それを彼女が聞いたらきっと僕にクレームをつけるに違いないと感じていたから
ただそれでも親父としてお願いできる事はお願いしておかねばの気持ちだった

案の定娘は僕の電話を聞きつけたようだ
まぁ少しはそういう状況も計算には入っていたのだけれど
果たして・・
娘の僕への涙の抗議が始まった
家の中でちょっとこぼしたくらいで店長にクレームをつければ自分がどんな状況に追い込まれるか
わかっていないんだから余分なことはしてほしくない
でも父親としては当然の心配であり自分は少しも悪いことはしていない
クレームという強硬手段を取ったわけではなくお願いに等しい物だった

両者の言い分はそれぞれの立場のものであって
それを否定できる根拠はお互い何もない

僕は自信を持って店長に話したけど
娘は自分の世界には入ってこられたくない

父親のやってしまったことに対してしつこい抗議が続いたので
ついに僕は切れてしまった

「うるさい 俺はお前のことを思ってやったことだし誰にもそれを批判されることはない」
初めて彼女に対して声を荒げた

昔、わかってくれない元妻に対して声を荒げたことがあって
それが蘇った
娘の心にも蘇ってしまったようだ
間違っていないと自信があることに対してしくこく抗議されると今でも僕は切れる可能性があることがよくわかった
それは僕が悪い

泣きながら部屋に戻った娘からメール

これからも頼まれれば連続12時間勤務します。
今まで大阪行くためにとかコンサートとかで何回も休み貰ってる借りもある。
あと半年しかあのローソンにいられないから。店長とか○さんとかに文句言わないで。意見するならあずみに話を聞いて、その上でして。
連続で長時間はたらなかなきゃいけない理由はちゃんとあるから。
仕方がないことだから。
他の店に頼ってばっかではいられれないこと。
これは父さんが知らないことでしょ?
頑張らなきゃいけないのはいつでも同じだから、残りの半年もこのままいかせてもらいます。
半年しかないから。

間違ったことは言ってない。
確かに。
でもあずみの話を聞かないで、どうしようもないことを店長に言ったりあずみに言うなって言ったことは間違ってるんじゃないかな。と、あずみは思ってる。
あずみは間違ったことじゃないと思うからあずみも父さんに言う。
とりあえずこれからはやめて。
あずみは人一倍マイナス思考だから色々考えちゃうの。
店長や○さん、こう思ってるかもっとか。
実際思ってないことまで考えちゃうの。
今回のことでこれから余計に。
もう愚痴は言わないからなにも思うこときっとないと思う。
心配かけてごめんなさい

の長文メールに対して

わかってる よ

だけ返した
一時気まずい雰囲気になるとわかっていても
やるべきこと、言うべきことは相手との関係を秤にかけながらしなくてはならない時がある
僕は12時間勤務をやるな、やらせるなと言ったわけではない
それを連続でした後にまた勤務を続けて入れることに対して警鐘を鳴らしただけ
きっとそんな無理な勤務はもう入れてこないと思う 

翌朝は少し機嫌が悪そうだったけど
夜にはまた元気な娘が戻ってきた
そういうところはいい(笑)


コメント (6)
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