木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

永遠の

2011-09-22 23:30:58 | Weblog
もしかして前記事は僕のことだと思った?
いやいやお友達のためにその心を想像して書いたものです
だから正解かどうかわかりません


だんだんと歳を重ねてくると永遠の別れが多くなります
二人だけで喫茶店でお話ししたあの人
親しいという仲でなくてもその人と共有した時間がある
二人だけのその時があったその人がたくさんの人に見送られてお葬式の主役になってる
そんなこともたくさん経験してきました

その程度の仲でも感慨深いのにましてや大切に思う人の旅立ちは心締めつけられるに違いありません
どんなに泣いても、叫んでも、もう戻ってきてはくれない
あんなに二人だけの時間を一緒に過ごしたのに
手を出せばすぐその体温が感じられた人なのに
呼びかけても何も返事が聞こえない
ここにいたら必ず答えてくれてたあなたの声が聞こえない
その理不尽さに精根尽き果てた思い出があります


でもそれは自分だけじゃない
世の中の多くの人がそういう経験をして大人になってきたのでしょう
いくら大人になってもまたその辛さに次々と遭遇する
その都度その都度悲しみと向き合わなくてはならない

それでもその人は二度とない人
そういう時は、   つらい
どうやって乗り越えていけるのか そこがその人の真価となる


自分が終わるとき
誰かの真価を導けるか
そういう風に終わりたいものです





コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする