老対策

最近あまりネコを部屋に入れてない
彼らが僕の寝床で眠りたいのは分かってるけど・・
だから抗議のためにしてはいかんところでおしっこをするのかも
という推測もちょっとした真実味を感じていた
そういうこともないわけではないしこの寒さになってくると
熱源を切ったリビングで過ごさせるのもちょっとだけ後ろめたいとこもある
でも一晩中両ネコ合わせて9.3ｋｇの体重を支えながら寝るのもつらい

朝7時にトイレに起きて部屋のドアを開けっ放しにした
案の定すぐに入ってきた
ニャミはいいつもの癖で僕の腕枕の位置を希望するがそれは拒否
右足の外側に定位置を取って眠り始めた
マイケルは部屋のじゅうたんに爪を立てるのがこの部屋に入ってきたときの儀式だ
珍しくその絨毯は10万もしたやつなんでその音のたびに僕が怒鳴る(笑）
「こらっマイケル　静かにせえ」
すぐ辞めるけどもう一回は必ず繰り返す
もう一回叱るとやっとわかるみたいだ
彼もまた落ち着くとニャミの隣に来てトグロを巻く


もう一回眠った
いつもいつも仕事で困っていたり、勉強で困っていたりする
そんな夢ばかりだけどもう慣れっこになってるから目が覚めればなんてことはない
眠れることが大事だ
今度のこともその夜だけ一時間くらい寝床で悶々としただけだ
明るくいかねば自分が損
困ったことは後で懐かしむだけ、決して命取りになるようなことはない
そう自分に言い聞かせる

10時過ぎに起きて、何も予定のない日曜日を始める

なんてことないいつもの日曜日だけれど何かが違うと思ったら
ニャミが起きてこなかった
午後3時を過ぎていた
ちょっと心配になって自分の寝床へ行ってみた
まだ普通に寝てる
声をかけるとうるさそうに半分目を開けて僕を見た
ちゃんと息はしてるし顔色が悪いとも思えなかった

やっとリビングに来たのは夕方5時
どう見ても普通とは違う
もうばあさんになってしまったんだろうか？
ここにきて11年かな？
トイレに設置してある手洗いの水を飲む行為
若いころはヒョイと一発で軽く飛び乗って悠然と水飲みをしていたが
昨年あたりから飛び乗るのに苦労してた
頭は出るんだけど足まで届かん　
で、肘のあたりで力を込めて体をやっとのことで乗せる
その時にどうしても頭が蛇口の下まで行ってしまって自動出水で頭びっしょり
今水飲んできたな　とすぐ分かるようになった
それが先日は飛び乗ろうとして手首しか台に掛からなかった
そこから懸垂をしようとしてるのを見て思わず抱え上げてしまった

勿論水はすぐ飲めるように汲んである
その水より直接の方がうまいに決まってる

息子に言ったら踏み台を作ってあげるから、板を作って来てよ
と言う
それで一か所丸くなった板を作ってきた
まだ設置してないけど・・

老人対策はまずネコから
思わぬ仕事が増えた


自民党が大勝した
この選挙制度はどこかが大勝するシステムになっているのか
もう少し力を発揮するところがあるのかと思ってた
ただ民主党の惨敗は当然の結果だと思う
あんなマニフェストを無視したというか、逆のことをする政党を信じられるわけがない

ただ、一つの党が大勝したその後の政治で満足が得られたことがない
今回こそは安倍さんを中心にして日本を取り戻してもらいたい
憲法改正が現実味を帯びてきた
昔の気持ちとは大いに違って、期待したいと思う