二日連続でサボろうとしてた日記
日記はなんとなく自分勝手に書くもので、「記事」と言っちゃうと読んでもらうためのような感じがする
高校生の時「日記」を書いていた
ちょうど高校の一年生になった時くらいからだと思う
中三の時に縦割り週番で同じ役割をした中二の子が好きになって
何にも行動を起こさないまま高校生になった
美穂ちゃんのことを思ってつけてた日記だった
ばっかみたいだったけど、なんか一生懸命彼女を思って書いていた
見開き2ページに4日分の出来事が記せる
入学祝に誰かからもらった万年筆で縦書きに綴っていた
大きな文字の時もあったし、小さな文字で次の日の欄にかかることもあった
毎日ではなかったけど僕の想像は彼女を勝手により美しいものに変えていったのかもしれない
二年生になってラブレターを書いた
一回だけ一緒に近所の公園を歩いた
子供のころからの遊び場だった鶴舞公園は地に足がつかず一段上の空間を歩いてようだった
初めて女の子と一緒に過ごした時間は思い出すと今でも冷や汗が出てくる
こんなに苦しいなら一人でいた方がいいとも思った
思い通りに一人のまま・・・彼女とは二度と会うことはなかった
結局3年間同じ一冊の日記で事足りた
いや、もう少し先まで続いた
昭和47年9月、浪人生活の途中
弟が亡くなったその一部始終を涙で汚しながら書き終えて
それだけ残して
一切合財、破り捨てた
残してあった悲しみもいつの間にかどこかへ消えてしまったなぁ
まだ探してみたらこの家のどこかに眠ってるのかもしれないが・・・
正月に思い出すようなことじゃねぇが、日記と言えばこれしかない
日記はなんとなく自分勝手に書くもので、「記事」と言っちゃうと読んでもらうためのような感じがする
高校生の時「日記」を書いていた
ちょうど高校の一年生になった時くらいからだと思う
中三の時に縦割り週番で同じ役割をした中二の子が好きになって
何にも行動を起こさないまま高校生になった
美穂ちゃんのことを思ってつけてた日記だった
ばっかみたいだったけど、なんか一生懸命彼女を思って書いていた
見開き2ページに4日分の出来事が記せる
入学祝に誰かからもらった万年筆で縦書きに綴っていた
大きな文字の時もあったし、小さな文字で次の日の欄にかかることもあった
毎日ではなかったけど僕の想像は彼女を勝手により美しいものに変えていったのかもしれない
二年生になってラブレターを書いた
一回だけ一緒に近所の公園を歩いた
子供のころからの遊び場だった鶴舞公園は地に足がつかず一段上の空間を歩いてようだった
初めて女の子と一緒に過ごした時間は思い出すと今でも冷や汗が出てくる
こんなに苦しいなら一人でいた方がいいとも思った
思い通りに一人のまま・・・彼女とは二度と会うことはなかった
結局3年間同じ一冊の日記で事足りた
いや、もう少し先まで続いた
昭和47年9月、浪人生活の途中
弟が亡くなったその一部始終を涙で汚しながら書き終えて
それだけ残して
一切合財、破り捨てた
残してあった悲しみもいつの間にかどこかへ消えてしまったなぁ
まだ探してみたらこの家のどこかに眠ってるのかもしれないが・・・
正月に思い出すようなことじゃねぇが、日記と言えばこれしかない