木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

スクランブル

2013-03-11 23:35:52 | こころ
夕方、バシッと抜糸をしてきた
はいこれで終わりですよ
と言われるかと思ってた。
言われたことは言われたのだが、
「綺麗に治しますか?」
と聞かれた
どういう意味かと思ったら、傷口を綺麗に治すためになんかテープを貼るんだよ
よくわからんのだけどさ
それで傷跡がわからないように補修というか
それやろうとすると3か月くらいかかるんだって
まぁいいよね やらなくても・・
みたいな先生に対して
「通院保険入ってるから、やれるもんならやってください。」と言ってみた
「じゃ、その処置をしておきますから、来週月曜日にまた来てください」
と言って、紙テープみたいなのを角を丸く切って貼り付けてくれた
「このまま頭洗っても構いませんが2日に一回くらい貼り直してください」・・だって
これでもう少し通院できる♪


昨夜、職人さんの娘から電話がかかってきて、明日お邪魔したいという
約束通り、娘とその弟、息子が手土産持ってやってきた
一番心配してたのは・・・命のこと
その心配は皆無ではないけれど、今夜のとりあえずの話は
「長い間お世話になりましたが、一応退職という形にしてください」という依頼でした
やはりやりかけの仕事が気になっていたらしく、違う意味でも心を痛めていた様子
母親と二人で、彼らを迎えたのですが
僕らにはもう感謝しかない
今まで、昭和15年生まれの彼、計算すると15才でうちに来てくれたのが昭和31年春?
僕がまだ2歳の時だ
その僕が59歳になるまで、祖父、父、僕に力を貸してくれた
こんな個人経営の小さな木工所でずっといてくれて、その大きな力になってくれた
ありがとうの気持ちを息子と娘に伝えた
彼がそう決断したってことは、実はもう普通の生活をして行くことが大変な状態であるってことで
やれる時までやってくれるはずの彼の身は・・・
本当はゆっくりとした老後を楽しんでもらいたい
今は、入院中で病院での治療は、ここまで
近いうちの看ててもらえるところへの転居が待っているのだとか
まだ僕ら親子には見舞いに来てほしくないくらいの状態のようだ


娘から卒業の挨拶が修了証書の添付画像とともにメールで届いた

お陰様で本日卒業することができました。
ありがとうございます。
夢を果たせるように精進して参りたいと思います。
ご迷惑お掛けするかとは思いますが、一度きりの人生全力で楽しみたいのでどうかお許しください。

まあ勝手なこと言ってるが(笑)
そうすりゃいいじゃんね
16日に帰ってくるという話
今月いっぱいはこっちを起点としてあちこち行くんじゃないかな
一番楽しみにしてるのはオトンじゃなくてこいつやろ

        
         うふふ、ねこじゃらし~


3月11日だ
  東北に向かって合掌。。
  前の政権の無能ぶりと違って、今政権では一日も早い復興が成りますように





コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする