木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

対、子

2013-04-06 23:40:56 | 家族
こうやってずっと何の変哲もない記事を書いて
そしてそれを読んでもらってるのだが、面白くないよね
書き手がちょっと不幸の方が、読み手は面白い、というのは語弊があるが興味を持って読んでもらえるのかもしれない

僕が最初にブログを書き始めたのは、離婚した妻がしゃべらなくなってしばらく過ぎた頃だった
夕方帰って来ても、何にも言葉を発せず、僕と小4くらいだった娘に夕飯を作って、出して、自分は台所で簡単な食事を作って食べてた
その家庭内ストレスのまま、「さるさる日記」を書き始めた
2003年の春だった
ひとりごとをずっと書き続けてて半年くらい経って初めてコメントをもらった
勿論そのころは横のつながりは全くなかったからネットにいながらスタンディングアローンじょうたいだったわけだ
「さるさる」にはコメント欄がなかったから「作者へのメッセージ」ってところからメールするような形だった
気軽にできない雰囲気(笑)
そのうちそこに掲示板を貼りつけるようになっていろんな人の意見を聞けるようになった
生来、明るく元気な僕が心の中では一番沈んでいた時期だったろうと思う
色んな人の声掛けで助けてもらえたと思う

その中で娘は育った
父と母の交流の無い家庭は彼女にとって、安定感の無いものだったんじゃないだろうか
僕の父親と母親は時々けんかはしたものの、まぁ仲良く暮らした夫婦だったと思うが
そのたまにある夫婦喧嘩の時の自分の気持ちを思うと、娘の気持ちは察して余りあるものだったに違いない
だから翌年9月、家内が家を出る時、僕は娘と離れることはつらかったけど
娘にとっては平穏な気持ちになれるかもしれない とそれだけは心休まる気がした
結局一年半、無言で過ごした嫁は、娘と二人で過ごした4年半の後、実家へ帰ってからも親につらく当たってると聞く
自分は比較的恵まれた子供時代を送らせてもらったのに、自分の子供にはそれを与えられなかった
そういう負い目が僕にはある

娘にも息子に対してもちょっと甘いところがある
自分なりの罪滅ぼし、間違わないようにしなければ

コメント (20)
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