木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

相続税改正

2014-10-12 23:50:13 | 家族
連続でお金の話で申し訳ないのだが、来年早々相続税の改正(といういい方が正しいかどうかわかりませんが)がなされる
どういう風になるか知ってますか?
今年まで非課税なのは 5000万円+1000万円×法定相続人数
つまりお父さんが亡くなって、そこに奥さんと子供が二人いたら
5000万+1000万×3=8000万円 ということになります

しかし来年からは
3000万円+600万円×法定相続人数 になります
同じ条件の家庭だと
3000万+600万×3=4800万円
この人数だと6掛け 4割引きになってしまうわけです

うちは関係ない と思ってる人も多いかと思うけどこれは現金有価証券だけの話じゃなくて
土地や建物の価値も含まれますから知らぬ間に財産の金額が増えてる場合も有り、一度家庭ごとに計算してみるべきです。

ちなみにそれを超えると

10% 1,000万円 以下
15〃 3,000万円 〃
20〃 5,000万円 〃
30〃 1億円 〃
40〃 2億円 〃
45〃 3億円 〃
50〃 6億円 〃
55〃 6億円 超

8段階に渡って相続税が課税される

他人事じゃなくなるかもです

節税の方法もいくつかあります
孫への教育資金に使える贈与の控除額が1500万円まで認められるとか 
これはいままでもあったんだけど
死亡保険金の非課税限度額 500万円×法定相続人数
死亡退職金の非課税限度額 500万円×法定相続人数
上の例によるとそれぞれ1500万円ずつ認められます
(例えば死亡保険金は被相続人が亡くなった後、何のハンコもいらずに相続人に受け取る権利が発生します)

ここまでの枠をフルに使うと
4800+3000+1500=9300万円までが控除対象となりえます
但しこの枠はなかなか全部は使えないと思います
そして何より相続者と被相続者の関係を良好に保ちながら、協力し合わなければなりません

まぁ勿論、借金があればそれを引くことはできますのでそこはお忘れなく
知らなかったと後で後悔することなく、お勉強しときましょうね
(もしかして僕が上げた中に数字の間違いがあるかもしれません。ご自分で確認してください)


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする