木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

絶滅危惧種

2016-10-26 23:21:07 | 仕事
昔、仕事が暇な時にネットでお客さん探しをやったことがある
当時太鼓のバチを作り始めた
一軒だけ作らせてもらってもう少し販路を広げたかった
それでインターネットを使って東京から大阪辺りまでの太鼓屋さんを探し出して単価表を送ってもいいかと電話してから送ったことがあった
すぐには反応はないので諦めてそれからはあまりしなくなった

それでも何年かすぎて突然電話がかかってくる
あのとき声を掛けてもらったものですがまだやってますか? と
いくつか声を掛けたのだが5年10年経ってから反応がある

実は昨日そういう電話があった
「今までやってもらってた職人さんが80歳になってもうリタイアされるんですが、お宅様ではまだ仕事やっておられますか?」と
やっていることを告げると 今の単価表をファックスしてくれないか と言われる
このお客さんが言われるのに15・6年前に声を掛けてもらった と
気が長い話だよね

こういう職人は多分なかなか増えない
減ってゆくばかりだと思う

62歳と33歳の二人体制でやっています と告げておいたのだがそれが効いてるかもしれない
改めてファックスで注文します と今日返事があった

木工挽物職人 絶滅危惧種 また感じた

コメント (14)
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