木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

持ち家

2017-02-26 23:55:38 | 経済
可愛いアイドルだった斉藤由貴が恐ろしい母親を演じるドラマがある
一見優しい母親ではあるけれど、娘を溺愛して自分から手放すことを拒否する
娘に執着してその自由を奪おうとする

父親が会社を辞める
家を新築する
大きな出来事の中でその家庭は維持してゆけるのか


なんていう名古屋で作られているドラマを見ているのだが、家というものに照準が合ってしまった
果たして、家を買うということは人生の中でどういう意味を持つのだろうか
ある雑誌に「これから家を買っていい人の条件」ということで
 1 住宅ローン期間の収入が安定している人
 2 資産価値が半値になってもいい人
 3 住みつぶす予定の人

家賃と住宅ローン その支払いを比較して家を持つ決心することは今まではそれほど無駄なことではなかったはずだ
ところがこれから先の大きな懸念の一つに人口の減少がある
言い換えれば自分の家を土地を買ってくれる人の減少だ
だから資産価値の半値は覚悟しなければならない可能性がある
つまり住みつぶして後悔しないことを念頭に入れて決心すること
経済的なことだけを計算してみると持ち家はあまり得なことでもないらしい
そしてこれからは東京でも空き家の増大に伴い家賃の下落が始まる予想もある
賃貸派が有利という試算です
もう家を持って余生を暮す予定の人には必要ないお話ですが、これから家を持とうかどうかの人には考え処のようであります
少し前に上念さんの「マンションは絶対に買うな」っていう動画を貼り付けた記事も書きました

ただまぁ僕自身の感覚で言えば、自分の家があるという事は心強い一つの後ろ盾ではあります
できればのちのち売れるところに家は持ちたいものです


これは蛇足ですが、安倍さんは外国人の日本での就労に関して甘い政策を取ろうとしています
まだ移民という言葉を使えるところまで行ってはないようですが
こういう政策をすれば人口の減少は抑えられるかもしれません
土地の価値の下落も抑えられる可能性はあります
ただし、ヨーロッパでも顕著に見られるように治安の低下は避けられません
美しい日本の崩壊の可能性さえあります
僕は移民政策は反対です
なんとかこれからの人たちの子供を産み育てられる環境整備に全力を挙げていただきたい
日本はいろんなところで岐路に立たされています




コメント (12)
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