木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

高木守道さん 合掌

2020-01-19 00:37:54 | スポーツ
高木守道が亡くなった
いつかはそういう時が来る
自分よりも年上の人だからこんな経験は何度もある
少年だったころの僕の中では偉大な人でした
ドラゴンズで一番輝いてた高木二塁手

もっと小さなころは森徹や江藤慎一というスターもいたのだが野球を深く知ってからの彼の存在は特筆ものでした
かっこいい
得意技にバックトスがあった
今では普通に見られるバックトスだがその地位を確立したのが彼だった
先輩のカールトン半田から教えを受けてのことだった
⚾高木守道【バックトス】

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普通は自分の守備位置からセカンドベース寄りに飛んだ打球に対して行うトスなんだが
一度ライトスタンだから見てた時一塁ベース寄りのゴロを取った高木がそこから二塁ベースへバックトスというよりバックハンド送球をしたのを見た
ビックリこいた
すんげー
少年時代の僕の心は完全に文字通りハートマークになった。


高木と言えば巨人の堀内との因縁があった
大選手になった高木は大きな大きなスランプに見舞われることになる
その原因となったのが後楽園球場で行われたゲームでの堀内から頭に受けたデッドボール
これで調子を崩したままなかなか這い上がってこれなかった
実はそのデッドボールの日、僕たちは中学3年で東京方面に修学旅行に来ていた
後楽園球場の隣には観覧タワーがあって回転しながら登ってゆくタワーは広く東京の夜景を映すのだが
野球好きの僕は隣の後楽園球場ばかり気になった
上から球場を見下ろせるのだ まだドームじゃない時代のこと
夜景なんかちっとも目に入らない
僕は実際には見れなかったが、順番が違ったクラスメイトが
「高木が堀内にぶつけられた 頭にデッドボール・・」そう叫んでいたことは今も忘れない
その後長いスランプを経てようやく復活を遂げた高木に堀内は再度彼の頭にデッドボールを投じる
泣きながら堀内に突進した高木の無念さ。僕らも一緒に泣いていた
堀内のクソ野郎を僕は今でも許せない

大好きだった守道さん
お疲れ様でした
ありがとうございます
ゆっくり休んでください。

コメント (2)
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