木工挽物という仕事

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日本国紀 上  撃沈すまん

2022-02-14 01:34:25 | 


百田さんの「日本国紀 上」約400ページ。風呂の中だけで1ヶ月半くらいで読み終えました。新本を風呂に付き合わせるのは極力避けてはいるのですが今回はまぁ致し方あるまい。
予想してた通り二度ほど睡魔に爆撃されてお湯に沈没するハメになりその跡も見えます。

百田さんがこの本を書いた動機がとても大切なことと思いました。
ある日親交のあるケントギルバートさんと話してる時に歴史教科書の話になったと言います。
「アメリカの教科書ってのはどんなん?」
「歴史を勉強した子達が皆んなアメリカを好きになる教科書です」
「ええなぁ 日本の教科書は日本が悪かった悪かったばかりで皆んな自分の国に自信が持てない子ばっかになっとる」
でも実際の日本の歴史はもっと誇れるところが多い。
よしっ 自分がこの本を読んだら日本のことが好きになる歴史本を書こう

って事でこの日本国紀が生まれたと言う事です。
僕も歴史を教えられてて日本の誇りは感じませんでした。
例えば源氏物語や枕草子は平安時代に書かれた女性文学ということは知ってても
世界と比較したらその時代に女性が書物を著すなどとんでも無く先進的な事だった。
その部分は全く教えられてない。
その部分が大切なのだ。日本の女性の才能、そしてそれを認める世情。
それは本当は世界に誇れる事なのだ。
これは僕がボンクラだからその時に気づかなかったのだけかもしれないが少なくともそういう誇りに関して教えてもらった記憶は全くない。
上巻の終わりは尊王攘夷。日本が長年のお花畑からの覚醒。その時いかに優れた人物が存在したか。今の日本にそういう人は少しでもいるのか。そんなことを思わせてもらいました。

これから下巻に入るのだがここからが日本歴史教育の真骨頂ということになろう。
明治以降の歴史に関しては全く歴史教育の中で隅に追いやられてた時期。
実はそここそが日本人の胸に誇りを抱かせるか否か
重要な部分であります。
戦争に負けたことで日本の歴史教育は全く歪められたままここまで進んできてしまいました。
ウォーギルトインフォアメーションプログラム(WGIP)はある意味本当の日本の誇りを消し去り嘘の積み重ねでそれを消し去ったわけで日本の教育界には依然としてその勢力が生き残っています。 何と律儀な日本人なのでしょう。自分たちの祖先の誇りを売り渡して自分の教師生活を守る。いやいや今ではもうそれが本当の歴史と信じて子供たちに教育を施す。日本が悪かったと。
確かに日本が悪かった部分は存在する。
戦争を始めたことはいかにハルノートなどで挑発されたからといって日本の幹部でそれをうまくいなすことが出来なかったのか。今になって昭和天皇は開戦に反対されたという話が伝わってくるのだけれどそれじゃ実際にその時代にそれを徹底的に尊重してこの戦争を避けるように持っていける人物はいなかったのか。そのことは日本が悪かったと言われてもしょうがないとも言える。かもしれない。
でも冷静に物事を顧みたら仕方なかった部分もある。
一言で侵略国とされてしまってる日本。そうじゃないはず。
その辺は戦勝国であるアメリカやイギリスやフランス・・・
ましてや息切れ寸前の日本に友好条約を一方的に破棄して攻め込んできたソ連の汚さをもっと知るべきだし日本国民に子供達にも教えるべきだと思う。
その時にどんな日本人が闘いをやめよという命令に背いてまで北からの侵略を防戦し、結局北海道までの侵略を阻止出来たのか。
日本は侵略国でゃなかったと僕は信じているし侵略国という烙印を押すべき国は第二次大戦で勝った国こそそれに該当する ということ。
日本はそういう支配された国々の独立に多大な貢献をしたこと。
そのことは教科書で教えなければならない一番大きなことだと思います。
そしたら子供は日本を好きになる。
誇りを持てる日本人を育ててほしいです。
ということで下巻のお勉強をいたしまする。
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