今日はイオンにある常設の犬猫譲渡会場に行ってきた。
正直ビックリした。
譲渡会場にいるのはノラ出身の犬猫だと思っていたのだがここにいたのはペットショップへ子供を売られた親犬親猫達だった。

だから一見ペットショップみたいに立派な犬猫たち。但しほとんどみんな6歳以上のもう子供を産めなくなった子達。ブリーダーさん達に見放された子達なのである。ブリーダーってそんなことをするのかと少々びっくりすると同時に失望を覚えました。この場所でお世話をしておられる方はブリーダーに対して批判的だったと僕には感じられました。
可愛い子達は何十万もの値段でもって引き取られるという反面その子達を生産した親犬親猫達には厳しい現実が待っていたというわけです。
しゃちくんがペットショップを批判していた理由が理解できました。
もう一つ現実的なこと。
彼らは欲しい人がいてもその人にお金がないとその愛情は受けられません。
ここはイオンの常設の会場です。それを運営してゆくためにはお金が必要でこの子達をお世話しようと思ってもそれ相応な金額が必要となってしまいます。今日はその具体的な金額を聞きました。大体どの子も14万円ほどかかるそうです。
それでは愛情だけではお世話できませんよね。
やはりここも譲渡会というよりはペットショップに違いありません。
一生懸命愛情を持って接しても報われない娘のためにもう1匹お世話してもいいなぁと思い続けていますがちょっとお金がかかりすぎます。

スコティッシュフォールド。
実はこの6歳の子に興味を持ちましたがやはり14万円では決断はできませんでした。お母さんネコでしたので避妊手術もまだのようです。
切ないです。
殺処分される犬の多くがペットショップで買った犬です。飽きてしまったから「殺してください」と愛犬を持ち込む日本人が確実に増えてます。
こちら地元では野良猫の不妊手術が進み野良猫の数は減少し続けてます。町中で猫を見ることもなくなるでしょう。それがいいのかどうかはわかりませんが。
また今夜改めます。
ごめんね。
イオンはこの場所をどのくらいの値段で提供しているのかわかりませんが少なくともそのせいで14万円という値段がついていると聞きました。世話をしておられる方の報酬はわかりませんが普通のお仕事と比較したら決して有利なものではないでしょう。もしかしたらボランティア的なものかもしれません。といってイオンにその責任もないでしょう。
譲渡会といったら月に数回どこかの会場を借りてやるものだとばかり思っていました。普通の譲渡会より痛々しい感じがしました。