高校生、自死

お昼は大体テレビ朝日かTBSのワイドショーを横目で見ながらである
ただし話題が芸能人の冠婚葬祭＋離婚の時は「いいとも」
今日はテレ朝だった
桜宮高校のバスケ部キャプテンの自死問題
部外者である僕が何も言うことはない　と思いながらも聞き耳を立てた
その当事者のご両親が気丈にもテレビのインタビューに答えてる
驚きであった
事があってもっと月日が経ってからのインタビューならまだしも
そんなに性急に話を聞こうとするマスコミには不快感さえ感じる
ご両親にしても無理して応えることもないのに・・・といらぬ心配までしてしまう

自ら何も言うことはないと言ってしまった以上言っちゃいかんとは思うが
それでは記事にならんので勝手な感想を、思ったことを記しておきたい

体罰
自分はされたことがない
そのつらさは受けた者しか分からない　とはいえ
多くの運動選手はその洗礼を浴びて育ってきている・・ようだ
実際に伝統校の部活では先生、監督がしなくとも先輩のいわれなき鉄拳の話は
あちらからもこちらからも聞こえてくる
それでもそれに打ち勝ち成長を遂げてきた人は数限りない

やられたから、後輩に受け継がせるものもいるだろうし
やられたから、後輩には受け継がせないものもいる
僕はやられてはいないけど、先輩風を吹かすこと自体がいやだったので
後輩に対して厳しいことをいうことはほとんどなかった
ただ、それはもしかしたら後輩を突き放してたんじゃないのか
もっとホントに後輩を思うなら、叱り飛ばしながら指導すべきだったのではないだろうか
そういう思いも今になって感じることも有る

本当に強くなることを思うなら、思わず手に力が入ることはあるかもしれない
そこに愛があるのか・・・
もし今回のこともそこに愛があったらきっと彼にも伝わったはず
愛の鉄拳は血を見たらダメだけれど、腫れくらいはしょうがないかもしれん
強くなるために

自死を選んだ彼には可哀想なことだったとは思うけれど
それを選んでほしくなかった
おかあさんと意思の疎通は普通以上にあったという
それならなぜそのおかあさんをこんなに苦しめ、悲しませることをしてしまったのか
敢えて言ってしまうけれど、自分勝手だと思う
誰かに頼ってでも違う道を見つけて欲しかった
助けてくれる人は、それを示せばいくらでもいたはず
彼のような決断をする人が少しでも減って欲しいと願わずにはおれない


学校では保護者の集まりがあって学校の対応に批判のあれこれもあるようだ
それを見てると・・・
いつもいうけれど、明らかな事実があるのにそれを隠ぺいし、その保護者の集まりさえしようとしない

近畿大学附属東広島高等学校
平成25年度から『近畿大学附属広島高等学校・中学校 東広島校』に校名変更

には憤りを感じる
大いに感じる