年末に障害者支援センターつるみのピアカウンセラーさんから、ある方が「不調で正月の2日が訪問のヘルパーがいないので不安です」と連絡を受けました。
居宅介護を受けながら一人で在宅生活を送る方にとって年末年始のヘルパーさんの確保は大変ですし、病院や役所も休みですし不安です。今日はその方のご家庭を訪ねました。以前にたまたまヘルパーさんが来ておられるときに、異変に気づき緊急入院されたこともあり、声をかけさせていただきました。
その方は午前中に入浴サービスで外出されたそうで、さっぱりした姿で迎えていただきました。1日には訪問看護の方も心配されて、電話をされていたようです。一番不安なのは利用者さんですが、居宅介護や訪問看護の事業所も年末年始は本当に大変です。私たちも携帯電話は離せません。少し風邪気味とのことでしたが何とか乗り切れるということで一安心。何かあったら連絡をいただくということで失礼致しました。
ぽぽろのスタッフはNPO大阪障害者センターが大阪市から相談支援事業の委託を受けた支援センターつるみに寄せられる子どもの相談も受けています。私も「ぽぽろ番」をしながら支援センターつるみの仕事を兼任させていただいています。今日はその「つるみ」の初仕事でした。
相談支援事業を通じて、子どもたちの発達や子育て支援にとって、その基盤となる生活を丸ごととらえ支援していくことの大切さを日々学んでいるところです。
それにしても最近は「個別の支援はできません」と言われた発達障害の方の相談が増えてきています。二次的障害を引き起こして不登校や引きこもりになったり、家族関係が困難になったなどのケースは私たちだけでは対応できません。関係機関とのケース会議も増えてきました。
私たちスタッフの中には元教師が多くいますが、学校外の相談支援事業の立場からは反省も込めて学校への不満や注文も出てきます。
学校は子どもたちの学習と発達にとってとても大切な役割を担って(果たして)いますが、学校生活は一日の時間の約4分の1。年間にすると更にぐっと減ります。つまり、学校より家庭での生活の時間が圧涛Iに長いです。子どもを知り、発達を保障するためには生活丸ごとをとらえ支援するという視点は不可欠です。私たちが若い頃には「子どもを丸ごととらえる視点」の大切さがよく強調されました。
ところが、「学校ではうまくいっていますよ」だから「家庭や学童保育でもっとしっかりやってください」或いは「だから心配しなくても大丈夫ですよ」「問題はありません」というニュアンスの激励?が最近は多いように感じる。
先生たちも「個別の指導計画」や「個別の支援計画」とか、自己の「評価・育成」計画だとか、紙に書く仕事が増えて大変だと思うけど、もっと家族の苦労や大変さに寄り添って欲しい。そのためにはリアルな現実を受け止め(受け入れ)て欲しい。地域に足を運んで欲しい。
時に放課後の学童保育でホッとして「大暴れ」する子どもたち、安心して失敗しながら力試しをしている子どもたちのことを別の視点から受け止めて欲しいと感じる。私たちが障害のある子どもたちに学校と家庭の往復という生活から更に進んで「第三の世界」の保障を!と言っている意味を受け止めて欲しい。ヘルパーさんとの世界も大切です。学校や教育のことを知っているだけに、自戒も込めてこうした点をもっと発信していきたいと思っています。
居宅介護を受けながら一人で在宅生活を送る方にとって年末年始のヘルパーさんの確保は大変ですし、病院や役所も休みですし不安です。今日はその方のご家庭を訪ねました。以前にたまたまヘルパーさんが来ておられるときに、異変に気づき緊急入院されたこともあり、声をかけさせていただきました。
その方は午前中に入浴サービスで外出されたそうで、さっぱりした姿で迎えていただきました。1日には訪問看護の方も心配されて、電話をされていたようです。一番不安なのは利用者さんですが、居宅介護や訪問看護の事業所も年末年始は本当に大変です。私たちも携帯電話は離せません。少し風邪気味とのことでしたが何とか乗り切れるということで一安心。何かあったら連絡をいただくということで失礼致しました。
ぽぽろのスタッフはNPO大阪障害者センターが大阪市から相談支援事業の委託を受けた支援センターつるみに寄せられる子どもの相談も受けています。私も「ぽぽろ番」をしながら支援センターつるみの仕事を兼任させていただいています。今日はその「つるみ」の初仕事でした。
相談支援事業を通じて、子どもたちの発達や子育て支援にとって、その基盤となる生活を丸ごととらえ支援していくことの大切さを日々学んでいるところです。
それにしても最近は「個別の支援はできません」と言われた発達障害の方の相談が増えてきています。二次的障害を引き起こして不登校や引きこもりになったり、家族関係が困難になったなどのケースは私たちだけでは対応できません。関係機関とのケース会議も増えてきました。
私たちスタッフの中には元教師が多くいますが、学校外の相談支援事業の立場からは反省も込めて学校への不満や注文も出てきます。
学校は子どもたちの学習と発達にとってとても大切な役割を担って(果たして)いますが、学校生活は一日の時間の約4分の1。年間にすると更にぐっと減ります。つまり、学校より家庭での生活の時間が圧涛Iに長いです。子どもを知り、発達を保障するためには生活丸ごとをとらえ支援するという視点は不可欠です。私たちが若い頃には「子どもを丸ごととらえる視点」の大切さがよく強調されました。
ところが、「学校ではうまくいっていますよ」だから「家庭や学童保育でもっとしっかりやってください」或いは「だから心配しなくても大丈夫ですよ」「問題はありません」というニュアンスの激励?が最近は多いように感じる。
先生たちも「個別の指導計画」や「個別の支援計画」とか、自己の「評価・育成」計画だとか、紙に書く仕事が増えて大変だと思うけど、もっと家族の苦労や大変さに寄り添って欲しい。そのためにはリアルな現実を受け止め(受け入れ)て欲しい。地域に足を運んで欲しい。
時に放課後の学童保育でホッとして「大暴れ」する子どもたち、安心して失敗しながら力試しをしている子どもたちのことを別の視点から受け止めて欲しいと感じる。私たちが障害のある子どもたちに学校と家庭の往復という生活から更に進んで「第三の世界」の保障を!と言っている意味を受け止めて欲しい。ヘルパーさんとの世界も大切です。学校や教育のことを知っているだけに、自戒も込めてこうした点をもっと発信していきたいと思っています。