僕はヒーローだ!
久しぶりの出勤。たくさんの年賀状ありがとう。
立派な写真に思わずオーッ!ホーッ!そのアトでニッコリするやら吹き出すやら。楽しませてもらいました。掲示板に貼り出しちゃおうかな?
さて、いよいよ明日から始まります。一番に飛び込んでくるのは誰でしょう?階段を昇り、廊下を走る足音を聞きながら「あっ、○○くんや。」「今日は機嫌がいいなぁ」などと想像しながら迎えるのもまた楽しい。
そうそう、バットの話でした。
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ちゃんと横に構えて一番、様になっているのがAくん。振りも思い切りがよく、小さなボールも真っ芯でとらえます。運動神経は抜群なのに、時々自分で「苦手」だと思ったことにはこちらが出来ると思っても尻込みしてしまいます。例えばフラフープころがしなどです。
余談ですが、ぽぽろには画伯がたくさんいます(後日書きますね)が、彼は字を書かなければいけないと思っているのか、下手と思い込まされているのか、苦手意識が先にたって一筆でやめて逃げるように去っていきます。ところが、しっかり遊んだアトに私と相棒の顔を描いてほしいと頼むと、本当にステキな気持ちが表れた特徴のある絵が描けました。もうスキスキしてあげました。年末大聡怩ナその絵を見つけ、ぽぽろの入り口のところに貼っておきましたから、皆さん見てください、彼に話しかけてやってくださいね。
そのとき、彼は照れていましたが、本当に自分への評価が低いのですね。(私はスグに話が横道にそれますので、元に戻すように「それで?」とか言ってくださいね)
だから逆に大得意な野球だから「見てみて!!」を先導するのはAくんです。最近では自分だけ「見てみて!」ではありません。これは「合体」のところで語ったとおりです。Cくんとの合体はきつかった…。
Cくんはバットを上段に構えます。何でもそうですが、ホントはとてもやりたいのに、いつも終わってからやろうとしたり、一人でするのかしないのか分からないような「やってるふり」をするのです。今でこそですが、「どうしたらいいの??」という感じで最初はバットを放っていました。次にはボールを投げてあげると、ボールにバットを当てるような感じで投げていました。その次にはボールにバットが当たるようになりましたが、相変わらずバットはボールが飛んだアトに投げていました。最近になってです、バットを投げないでそのまま構えて次のボールを待てるようになったのは。とてもじゃないけどここまではできないだろうと思っていたのが彼です。勿論、大きなボールから始めて小さなボールにしていったのですが。これはあくまでも遊びですよ。
Bくんも上段気味に構えますが、顔は旗本退屈男か宮本武蔵かといった感じです。A君とBくんはいつも張り合っています。誤解を恐れずに言うとAくんは「体育会系」Bくんは「文化系」で、Bくんはしばらく前までは周りでワイワイ身体を動かして遊んでいようが、画伯と呼ばれる天才漫画家くんにあこがれて弟子のように絵を真似て描き続けるということをしていた。だから、バットを持っても自信がなさそうにバントの構えをしていたし、Aくんにはすぐにバットを取り上げられてしまい、横で指をくわえてみているという感じだった。だから、Aくんのバッティングピッチャーに回っていたが、合間にバットを握るとこちらがバットに当たるようにボールを投げる中で、ほめられもして自信をつけ、確実に当たるようになってきた。あくまでも遊びですよ。だから、構えが上段であれかまいはしない。
Dくんは一番難しかった。とにかく何でも一番でないと気がすまない。失敗が大の苦手で、2回も失敗が続くともうそこいらじゅうのものをひっくり返したり、投げて大暴れ。そのくせ、一番のやりたがり屋だから荒れると分かっていてもやらないわけには行かない。何回、下駄箱をひっくり返したことか。でも、ちゃんと人に当たらないようにこかしているから、こちらも最近ではスグに反応しないようにして、大目に見ている。
彼は携帯電話のカメラでジグザグに走るミニカーを追いかけてきちっと動画におさめたりできるので、目でとらえるのは「得意」なようで、バットを構えた彼には最初はボールを顔めがけて投げて打たせた。ほとんど百発百中で、ニコニコホクホク顔のDくんだった。今では、バットにボールが当たるまで目を離したらアカンでと言うと、これまた結構打てるようになり、少々失敗してもパニックになることはなくなった。あくまでも遊びですよ。真剣な遊びです。あえて言えば、評価とかは関係ないのです。
で、野球をして遊んだ日の「帰りの儀式」は野球の再現です。一人始めたらみんなやらないとおさまりがつかない。これがまたうまくなっているのだから、お迎えの皆さんも驚き桃の木山椒の木だ。嬉しそうな「見てみて!」の得意顔が嬉しくて、明日もまた頑張ろうとなる。勿論、そんな日は彼らはヒーローだ。ストンと行動を切り替え、家族と仲良く家路につくことになる。
お互いいくら忙しくても、帰りの一時をホントに大事にしたいと思うようになった。儀式に参加しない子にも「今日は何が楽しかったかな?一つでも何か楽しめたかな?」と思いおこして伝えたいものだ。
あっ大変、こんな時間。早く帰らなくっちゃ。明日からは書く暇がなくなるでしょう。でも、たくさんのぞいていただいたので出来るだけお伝えしますね。
久しぶりの出勤。たくさんの年賀状ありがとう。
立派な写真に思わずオーッ!ホーッ!そのアトでニッコリするやら吹き出すやら。楽しませてもらいました。掲示板に貼り出しちゃおうかな?
さて、いよいよ明日から始まります。一番に飛び込んでくるのは誰でしょう?階段を昇り、廊下を走る足音を聞きながら「あっ、○○くんや。」「今日は機嫌がいいなぁ」などと想像しながら迎えるのもまた楽しい。
そうそう、バットの話でした。
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ちゃんと横に構えて一番、様になっているのがAくん。振りも思い切りがよく、小さなボールも真っ芯でとらえます。運動神経は抜群なのに、時々自分で「苦手」だと思ったことにはこちらが出来ると思っても尻込みしてしまいます。例えばフラフープころがしなどです。
余談ですが、ぽぽろには画伯がたくさんいます(後日書きますね)が、彼は字を書かなければいけないと思っているのか、下手と思い込まされているのか、苦手意識が先にたって一筆でやめて逃げるように去っていきます。ところが、しっかり遊んだアトに私と相棒の顔を描いてほしいと頼むと、本当にステキな気持ちが表れた特徴のある絵が描けました。もうスキスキしてあげました。年末大聡怩ナその絵を見つけ、ぽぽろの入り口のところに貼っておきましたから、皆さん見てください、彼に話しかけてやってくださいね。
そのとき、彼は照れていましたが、本当に自分への評価が低いのですね。(私はスグに話が横道にそれますので、元に戻すように「それで?」とか言ってくださいね)
だから逆に大得意な野球だから「見てみて!!」を先導するのはAくんです。最近では自分だけ「見てみて!」ではありません。これは「合体」のところで語ったとおりです。Cくんとの合体はきつかった…。
Cくんはバットを上段に構えます。何でもそうですが、ホントはとてもやりたいのに、いつも終わってからやろうとしたり、一人でするのかしないのか分からないような「やってるふり」をするのです。今でこそですが、「どうしたらいいの??」という感じで最初はバットを放っていました。次にはボールを投げてあげると、ボールにバットを当てるような感じで投げていました。その次にはボールにバットが当たるようになりましたが、相変わらずバットはボールが飛んだアトに投げていました。最近になってです、バットを投げないでそのまま構えて次のボールを待てるようになったのは。とてもじゃないけどここまではできないだろうと思っていたのが彼です。勿論、大きなボールから始めて小さなボールにしていったのですが。これはあくまでも遊びですよ。
Bくんも上段気味に構えますが、顔は旗本退屈男か宮本武蔵かといった感じです。A君とBくんはいつも張り合っています。誤解を恐れずに言うとAくんは「体育会系」Bくんは「文化系」で、Bくんはしばらく前までは周りでワイワイ身体を動かして遊んでいようが、画伯と呼ばれる天才漫画家くんにあこがれて弟子のように絵を真似て描き続けるということをしていた。だから、バットを持っても自信がなさそうにバントの構えをしていたし、Aくんにはすぐにバットを取り上げられてしまい、横で指をくわえてみているという感じだった。だから、Aくんのバッティングピッチャーに回っていたが、合間にバットを握るとこちらがバットに当たるようにボールを投げる中で、ほめられもして自信をつけ、確実に当たるようになってきた。あくまでも遊びですよ。だから、構えが上段であれかまいはしない。
Dくんは一番難しかった。とにかく何でも一番でないと気がすまない。失敗が大の苦手で、2回も失敗が続くともうそこいらじゅうのものをひっくり返したり、投げて大暴れ。そのくせ、一番のやりたがり屋だから荒れると分かっていてもやらないわけには行かない。何回、下駄箱をひっくり返したことか。でも、ちゃんと人に当たらないようにこかしているから、こちらも最近ではスグに反応しないようにして、大目に見ている。
彼は携帯電話のカメラでジグザグに走るミニカーを追いかけてきちっと動画におさめたりできるので、目でとらえるのは「得意」なようで、バットを構えた彼には最初はボールを顔めがけて投げて打たせた。ほとんど百発百中で、ニコニコホクホク顔のDくんだった。今では、バットにボールが当たるまで目を離したらアカンでと言うと、これまた結構打てるようになり、少々失敗してもパニックになることはなくなった。あくまでも遊びですよ。真剣な遊びです。あえて言えば、評価とかは関係ないのです。
で、野球をして遊んだ日の「帰りの儀式」は野球の再現です。一人始めたらみんなやらないとおさまりがつかない。これがまたうまくなっているのだから、お迎えの皆さんも驚き桃の木山椒の木だ。嬉しそうな「見てみて!」の得意顔が嬉しくて、明日もまた頑張ろうとなる。勿論、そんな日は彼らはヒーローだ。ストンと行動を切り替え、家族と仲良く家路につくことになる。
お互いいくら忙しくても、帰りの一時をホントに大事にしたいと思うようになった。儀式に参加しない子にも「今日は何が楽しかったかな?一つでも何か楽しめたかな?」と思いおこして伝えたいものだ。
あっ大変、こんな時間。早く帰らなくっちゃ。明日からは書く暇がなくなるでしょう。でも、たくさんのぞいていただいたので出来るだけお伝えしますね。