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「ジェネレーションギャップ」の前に今日の学童保育の記事を載せています。
題して「至福(なごみ)のひと時」!学童保育の意義に触れています。
今日は阪神・淡路大震災から14年目の日。通勤途上で思い出しました。
3日目から神戸市立盲学校体育館に寝袋一つで泊り込み、炊き出しや避難所周りをしたことを鮮明に覚えています。
私は当時、全日本教職員組合障害児教育部近畿ブロック部長という似合わない役をしており、近畿の障害児学校の教職員の皆さんに呼びかけ救援活動のまとめ役をしました。
炊き出しの道具は学校の厨房で不用になった給食用の大鍋2個とプロパンガスを持ち込みました。温かいものが食べられなかったので、豚汁500杯があっという間になくなりました。アウトドア派の教職員がテント張りなど大活躍してくれました。
もう一つ、学校や家庭を守ることで精一杯の現地の教職員を励ましたことがありました。全国から交通がマヒしている中を続々と集まってきた教職員の多くは40代~50代の者たち。つまり、重い障がいのある子どもたちが学校に行けなかった時代に、一軒一軒家を訪ね就学を「猶予・免除」(教育権を剥奪)されている子どもたちを集めて、自主保育をしながら養護(支援)学校の義務制度化を実現する運動で大きな役割を担った仲間でした。彼らは、一気にすべての避難所を回りました。そこには障がいのある子どもたちはほとんど居ませんでした。居れなかったのです。居ても保健室で過ごしていたり、すぐにどこかに場所を変えたりしていました。私たちは二人一組で丁目ごとに分担して2日間で神戸市内の被災地すべての区域を回りました。彼らは崩れかかった家の中や自家用車の中に家族といました。それを教えてくれたのはご近所の方たちでした。地域のつながり、地域づくりが如何に大切かを教えられました。役所は個人情報ということでなかなか名簿を出しませんでした。私たちはお会いした方々から個別の要求や全体的に必要なことをすぐに役所に持ち込み解決するという活動をしました。こういうことが出来たのも、地域に出かけ当事者や家族と一緒に学校をつくってきた、教育を受ける権利を実現してきたそんな経験を持つ集団だったからだと思っています。
ぽぽろに集うスタッフたちもその時代を駆け抜けてきた人たちだと思います。どのように次代を担う現場の皆さんにそうした経験を伝えていくか、大きな課題です。
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「ジェネレーションギャップ」の前に今日の学童保育の記事を載せています。
題して「至福(なごみ)のひと時」!学童保育の意義に触れています。
今日は阪神・淡路大震災から14年目の日。通勤途上で思い出しました。
3日目から神戸市立盲学校体育館に寝袋一つで泊り込み、炊き出しや避難所周りをしたことを鮮明に覚えています。
私は当時、全日本教職員組合障害児教育部近畿ブロック部長という似合わない役をしており、近畿の障害児学校の教職員の皆さんに呼びかけ救援活動のまとめ役をしました。
炊き出しの道具は学校の厨房で不用になった給食用の大鍋2個とプロパンガスを持ち込みました。温かいものが食べられなかったので、豚汁500杯があっという間になくなりました。アウトドア派の教職員がテント張りなど大活躍してくれました。
もう一つ、学校や家庭を守ることで精一杯の現地の教職員を励ましたことがありました。全国から交通がマヒしている中を続々と集まってきた教職員の多くは40代~50代の者たち。つまり、重い障がいのある子どもたちが学校に行けなかった時代に、一軒一軒家を訪ね就学を「猶予・免除」(教育権を剥奪)されている子どもたちを集めて、自主保育をしながら養護(支援)学校の義務制度化を実現する運動で大きな役割を担った仲間でした。彼らは、一気にすべての避難所を回りました。そこには障がいのある子どもたちはほとんど居ませんでした。居れなかったのです。居ても保健室で過ごしていたり、すぐにどこかに場所を変えたりしていました。私たちは二人一組で丁目ごとに分担して2日間で神戸市内の被災地すべての区域を回りました。彼らは崩れかかった家の中や自家用車の中に家族といました。それを教えてくれたのはご近所の方たちでした。地域のつながり、地域づくりが如何に大切かを教えられました。役所は個人情報ということでなかなか名簿を出しませんでした。私たちはお会いした方々から個別の要求や全体的に必要なことをすぐに役所に持ち込み解決するという活動をしました。こういうことが出来たのも、地域に出かけ当事者や家族と一緒に学校をつくってきた、教育を受ける権利を実現してきたそんな経験を持つ集団だったからだと思っています。
ぽぽろに集うスタッフたちもその時代を駆け抜けてきた人たちだと思います。どのように次代を担う現場の皆さんにそうした経験を伝えていくか、大きな課題です。