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minolta HI-MATIC  (135・レンズシャッター)

2021-01-24 12:11:11 | カメラ レンズ 写真用品

 昭和36年(1961) ¥21,500
 ROKKOR-PF 45mm F2.0 プログラムEE

 このカメラのOEM(アンスコオートセット)はF2.8
 マーキュリー・アトラス6号(コールサイン「フレンドシップ7」)に搭載され初めて宇宙に行ったスペースカメラです。
(ハッセルブラッドも搭載された)
以後、minoltaは「7」に特別な意味を持たせた。
SR-7・X-7・α7000(HI-MATICの次の機種もHI-MATIC 7)


右側の矢印 シャッター釦はボディ前面 下に押す
A セレン式露光計受光部
B セルフタイマーレバー
C 距離環 直進ヘリコイド

A 絞り環 基本はA(AUTO) スピードフラッシュ用でしょう。 B(バルブ)が付いているのは珍しい。※フィルムを捲き上げないと動かない。
B 捲き戻しクランク 上に引き上げられない。
C カウンター
D 巻き上げレバー ラチェット無し
E レリーズソケット シャッター釦も同時に動く
F 距離環


A シャッターはシチズン製
B 三脚穴 光軸とズレがあるのはマイナス評価だがスペース的に無理だったのでしょう。
C 捲き戻し釦 押し続けなくてよい。


 感度設定ダイヤル 外枠を引いて設定 ASA 6 ~ 1600  DIN併記

 ファインダーを覗くと視野右側に露光計針

 裏蓋を開いてみる。特筆すべきことはない。
 シャッター釦を押すだけで撮影できる簡単操作カメラ、所謂バカ***カメラ
 宇宙船に積まれたのはその辺が理由らしい。

 Hi-MATICはminoltaの代名詞的な存在でもあった。昭和57年(1982)の最終機AF-2MDまで20種類ほどのモデルがある。

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