ブロニカのレンズは初代「 D 」から日本光学(現Nikon)が供給しておりました。
「 D 」は直進繰り出しノブ(ボディ右側・S2の巻き上げノブの位置) で 「 S2 」とは方式が異なります。
このノブは非常に凝った造りで、ピント調節、巻き上げ兼用です。
「 S2 」は直進ヘリコイドです。ヘリコイド・レンズ部ともにバヨネットマウントです。
レンズは二つに分割されます。左側が撮影レンズ 絞り付き
右はピント調節用のヘリコイド (40 ~ 200mm用)これより長いレンズと、レンズシャッター付き105mmには用いない。
「 Nikon F 」をリアルに使用した世代でしたら Nikkorの超望遠400~1200mmの記憶があるかと思います。
あのフォーカシングユニットと同様な物です。
上:ヘリコイドのみ 左:無限遠 右:最短距離
下:レンズを取り付けた状態 左:無限遠 右:最短距離
赤矢印 ヘリコイド着脱釦 押しながら反時計回りで外れる。
青矢印 レンズを繰り出して釦を押しながら反時計回りでレンズ部が外れる。
つづく