YASHICA FX-3 昭和54年(1979) ¥29,000 (ボディのみ)
昭和58年(1983) YASHICAは京セラに吸収合併されました。
FX-3 SUPER 昭和60年(1985) ¥32,000 (ボディのみ)
FX-3 SUPER 2000 当機 昭和61年(1986)輸出専用
国内販売は平成5年(1993)から ¥47,800 (レンズ{ここに写っているレンズとは異なる廉価版ML}・ケース付き)
最後のYASHICAブランドの一眼レフでした。
JAPAN CAMERA SHOW {カメラ総合カタログ/1983} には未掲載 カメラショーが三月ですので掲載されても翌年でしょう。
そもそもYASHICAブランドのカメラが掲載されてません。
CONTAX・KYOCERAは掲載されてます。
京セラ時代はCONTAXが高級機。廉価版がKYOCERA・YASHICAでして
KYOCERAブランドは海外の知名度が無くYASHICA銘で輸出してました。
前置きが長くなりました。
「FX-3 SUPER」のシャッター速度を1/2000にしたのが当機です。
TTL測光のマニュアル機で特別な機能は特にありません。
極めてオーソドックスなマニュアル機です。
AF・AEもありませんので軍艦部はあっさりしてます。
シャッター釦が露光計のスィッチを兼ねてます。
底部は三脚穴・電池室・巻き戻し釦のみ。ワインダー/モータードライブの設定はありません。
背面も非常にすっきりしてます。
ファインダーもすっきりしてます。中央にマイクロスプリットがあるのみです。
視野の外にLEDのランプが3個。シャッター速度・絞り・フィルム感度に連動してます。
グリーンのランプが点灯すれば適正露光です。
裏蓋を開いてもこれと言った特徴はありません。
一昔・二昔前のカメラのようです。
廉価盤ですので本来はレンズも「Planar T*」ではなくMLが付いているはずなのですが・・・。
余計な物が一切付いていないまことに潔い機です。
マニュアル機としてはある意味理想です。