CONTAX のマウントはごく普通のバヨネットマウントです。
が、レンズ装着はちょっと疑問です。
カメラ側マウントの赤マークとレンズ後部の赤丸を合わせて装着するのですが非常に見づらいです。
装着時にはレンズ側の赤丸は隠れてしまいます。ボディ側の赤マークもかろうじて見える程度です。
YASHICAブランドはどうかと言うと...。
ボディ側はマウントの外に、レンズ側はマウント部ではなく鏡筒の端の方に指標がありました。
サードパーティのレンズはマウントにプラナーと同じ位置とマウントの縁(装着しても隠れない位置)とにマークがありました。
この時代のCONTAXとプラナーはこの部分に関しては設計ミスですね。
他のメーカーの機種でレンズの装着を比較してみると
Minolta はYASHICAと同様 レンズ鏡筒に指標。
OLYMPUS・PENTAXはマウントに指標がありましたがオフセンターです。レンズ側は絞り指標/ズームの焦点距離指標が兼ねているか同位置にマーク。
Nikonの場合はマウントの外側に指標があります。レンズ部中央のマークとを合わせます。
慣れもありましょうがレンズ部の指標は絞り・距離指標と兼ねている方が圧倒的に使いやすいです。
複数のメーカーを使用しているとなおさらです。
底部です。三脚ネジ穴は理想の位置にあります。
A 捲き戻し釦
B 電池室
モータードライブ / ワインダーは装着出来ません。
平成4年(1992)によくこの機を発売したと思います。
AF・AE・モータードライブが当たり前となった時代にです。
CONTAXブランドには純粋なマニュアル機がありませんでしたから要望があったのでしょうね。
個人的にもこの機は歓迎できます。
ただし価格を抑えて、レンズ装着マークと露光計の表示の変更・ファインダー内に絞り表示があればですが。
つ づ く