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都会と異なり下水道が無い田舎での水洗トイレは自前の浄化槽を必要といたします 。
一昔前はトイレの汚水だけの処理でしたが、現在は台所、風呂などの活雑排水も一緒に処理する浄化槽となりました。
正式名称?は 「嫌気濾床散気方式」と言うらしいです。
けんきろしょうばっき方式...読むのも大変ですね。
微生物の力を借りて有機物を分解処理するのですが
この有機物に空気を送ってやる必要があります。
その装置であるブローアが煩い音を立てるようになりました。
左上が今まで使用していたブロアー。
右上が同メーカーの同等品。
横長が縦長になり二つのパイプの距離が異なります。
新しい機械を購入して入れ替えれば済むという状況ではありません。
他のメーカーの製品ならともかくこれはどうかと思います。
ユーザー無視ですよね。
縦長になり壁が邪魔をしてすんなりパイプを繋げられません。
二本のパイプの位置も狭めなければなりません。
ブロックを一段高くすることに致しました。しかしそのままでは設置できませんので2/3程に切断。
L字型パイプを4。異径接続パーツを1。塩ビ管。接着剤。
L字型パイプを二つ組み合わせてクランク型を作る。
異径接続パーツと塩ビ管を瀬着して太いパイプサイズをダウン。
その上にクランクを接続。それにちょうど良い長さに切断した 塩ビ管を繋ぎ....。
ブロアーを繋いで完成!!。
業者に頼むとけっこうな料金を取られます。
ちょっと器用な方はDIYですね。
山間部は農業集落排水が通っていて、鳥取県が都会でしょうか(笑)
もっとも、米子市街地でも下水が通水していないところもまだあるようです。
公共下水が通るまでは我が家は単独浄化槽でした。
定期的に浄化槽の清掃や保健所の検査で費用がかかりましたが、上水道と下水料金を払うことを考えるとどちらが廉価かわかりません。
もっとも、ぽせいどんさんのように私は器用でないから、公共下水が通って正解でした(爆)
工賃を含めると業者によっては10万ちかくとのことで
いろいろ調べまして(おかげで浄化槽の仕組みに詳しくなってしまいました。)
80L/分 タイマーで散気嫌気切り替え式 これもピンキリでして 工賃不要と言うことで それなりの製品をチョイス。
なんやかやで4万円。現在なんの問題もなく静かに作動しています。