カタクチイワシをスーパーで購入
高級魚は頂くもので大衆魚はほぼ自分で購入します。
五十数匹で三百円弱でした。多少の個体差がありますので一匹あたり五~六円です。
私が子供の頃は大量に捕れた魚です。
この季節になると毎日相当量の水揚げがありました。
目刺し・煮干し・締めカス(茹でて圧力をかけ、水分・油分を取り除き乾燥させたもの。主に肥料として用いられた)などの水産加工業も盛んでした。
私の地区ではほぼ二軒に一軒が水産業に関わってました。しかし今では皆無と言っていいほどに廃れました。
その当時のイワシの価格は非常に安くてバケツ一杯くらいなら殆どくださいました。
小さな発砲スチロールのトレイで三百円は・・・時代なのでしょうね。
カタクチイワシは背黒鰯とも言います。私の地ではセグロですね。
調理は実に簡単です。
頭を落として一緒に内蔵を引きずり出して水洗い。それだけです。
中骨を取る方もおりますが私は骨ごと揚げます。
小麦粉をまぶしてから溶いた小麦粉に漬け、小さいのでニ三匹まとめて揚げます。
子供の頃はこの季節になると頻繁に鰯を食しましたが今では本当に稀になりました。