Asahi-Pentaxs6×7 と MAMIYA-RB67ProS で撮影したfilmがたくさんあります。
NikonES-1で起こしたネガデーターが想像したよりも好結果でしたので6×7もなんとかしたいと思うようになりました。
最近の既製品のスキャナーはフラットベッドでしょうが、以前のスキャン結果はおもわしくありませんでした。
(たぶん現在はもう少し進化していると思いますが)
ES-1のビッグバージョンがあれば....と言うことで自作することにいたします。
A4の用紙に6×7cmの長方形を描き60mmレンズでほぼファインダーいっぱいになるようにいたしますと
30cmくらいの筒が必要になります。
6×7cmの対角線の長さは9cm強 それを踏まえて材料探しです。
行きついたところがホームセンターの塩ビ管です。
異サイズの継ぎ手100×65
この100と65は、内径100mmのパイプと内径65mmのパイプを繋ぐものでして
広い方の内径は115mmで細い方の外径は82mmで長さは120mmでした。
filmの対角線から考慮すれば充分な内径です。6×9判にも対応できます。
しかし長さは充分ではありません。延長する必要があります。考えられる形状は上図のような形です。
中央はケラレるおそれがありそうなので左側を採用。
内径100mmのパイプで延長することにいたします。
ただし適当な長さに切ったパイプを取り付けるだけでは平面性に不安が...。
そこでストレートの継ぎ手をも購入。
100mmパイプは右側の画像のように、その継ぎ手を繋ぐために用います。主客逆転の使用例ですが...。
次の問題はこの塩ビパイプを如何にレンズに取り付けるかですが...
レンズのアタッチメントサイズは62mmです。予めステップアップリングセットを購入しておりました。
最大径が82mm 4個使用で62mmに。
しかし、塩ビのパイプの細い方外径が82mm。
このままでは収まりませんので塩ビパイプを下図のように加工する必要があります。
矢印部分をどのように削るか考慮中です。
つづく