家主同様に家屋もだいぶくたびれて来ました。
雨戸の下の角がちょっと腐って欠けてました。
※雨戸を横にして撮影 矢印方向が下側です。
杉の廃材、厚さ3cmに1cm巾の溝を刻みました。
雨戸の反対側が凸になっているのでその部分を嵌めこむ溝です。遮光。浸水を防ぐ為の構造です。
自作トリマー台を使用
腐った部分を取り除きます。(まだ途中です)
電動彫刻刀と鑿を使用。
溝を刻んだ杉材の反対側に臍穴を穿ちました。
雨戸に何度か嵌めたり外したりを繰り返しました。
双方を微調整いたしました。この作業が一番時間を要しました。
(これも電動彫刻刀と鑿を使用)
防腐剤を塗布。
防腐剤が乾いてから木工用ボンドを塗布。打ち込んで矢印部分に木ネジ。
先日見つかったパテ。90年代に使った残り。保存状態が良かったのか完全硬化していなかったので僅かな隙間を塞いでみました。
駄目でしたら取り除いて新しい物を購入するつもりでした。
問題ありませんでした。
この後サンダーで仕上げ
ピッタリ収まりました。
補修した部分が真新しいですがそう遠くないうちにさほど目立たなくなります。
家主同様この家も、もう少し持ちそうです。
さて、次は何をするかです。
※ GW中 OLDカメラシリーズは休載いたします。