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ELMO E-80

2023-05-11 12:22:35 | カメラ レンズ 写真用品

               レギュラー8の映写機です。

 昭和29年(1954)に戦後初の国産8mm映写機です。
 詳しい情報をと検索をいたしましてもオークションサイトが殆どなので
 数日前に撮影したときの記憶で記すことにいたします。
 本体はほぼ金属製。ずっしりと重いです。
 プラスチックは殆ど使われてません。

 ケースです。かなりしっかりしてます。

 レバー(矢印)を倒して持ち上げると映写角度が調整できます。

 いかにも『機械』です。重厚さを感じます。上映しなくてもマニアックなインテリアには最適?かと。

 サイドカバーを外してみました。
 リールを回転させるためのベルトは金属製です。
 本体下部左のコンセントは室内光用です。たぶん当時は部屋のコンセントに限りがあった為でしょう。
 右側の丸型がAC入力用です。

 この当時は『IC』とか『LSI』とかはまだまだ先の話で からくり・機械仕掛けですネ。

 1 モータースイッチ 2 映写ランプスイッチ モータースピード調節ダイアル
4 正逆転クラッチレバー 5 室内灯コントロールダイアル 
6 映写ランプ(Philips製・型番を控えてきたがメモが見つからない) そのうち手に入らなくなるからと予備のランプもありました。

 矢印に沿ってフィルムを送ります。
 このサイドカバーを外すとシャッターが視えたのですが撮影するのを忘れました。

 リールを取り付けるアームは可倒式で収納時にはコンパクトに納められます。

 電源を入れましたら映写可能でした。

 そのほか一齣映写も可能。
 またアダプターでアナモルフィックレンズも取り付け可能だったらしいです。
 ※アナモルフィックレンズとは 画面の横方向を1/2に圧縮して結像し、
  ポストプロセス時や映写時にこれを2倍に戻すことで横長(2.39:1)のシネマスコープ映像を得るための特殊なレンズです。

 ※レギュラーエイト / ダブルエイト

 

ダブル8 - Wikipedia

 

 


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