満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

江の島散歩…②

2013-02-25 | 日々のハチャメチャ
2月の3連休の真ん中(日曜日)
ポカポカ陽気に誘われて江の島へ出向いた我ら夫婦。夫は今回2回目の江の島じゃが、
私しゃ20年も神奈川に住んでおって今回が初めてである。

さて、無事に江の島へ到着した我ら夫婦



急な階段をテクテク登り、江の島神社へと向かった。



島の入り口にある「辺津宮(へつみや)」の田寸津比賣命
島の中ほどにある「中津宮(なかつみや)」の市寸島比賣命
島の奥にある「奥津宮(おくつみや)」の多紀理比賣命
それぞれは神道3姉妹の神様だそうな~。



その後仏教との習合によって「弁財天」信仰となったらしい。
写真は、弁財天の持つ琵琶の形をした島の絵図



これは「辺津宮(へつみや)」にある茅の輪(ちのわ)くぐり。
左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けると…
自らの罪穢れを祓い清められるそうな。



でも、今日は日曜日。3回もくぐれるほど空いては居なかった。
この輪から神社入り口の階段中腹まで人・人・人であった(笑)

ということで…自らの罪穢れを祓い清めるのはパス。
なもんで…せっかく江の島へ行っても罪・ケガレだらけの私であった。。。。

しかし…この混雑で3回もちゃんとくぐる事が出来たツワモノはおるんじゃろうか?
見ていた限りでは一回くぐって終わりの人が殆どであった。
つまりは皆さん、罪もケガレも付けたままって事かの(笑)



私の大好きなカメ。江島神社の八方睨みの亀様である。
「奥津宮(おくつみや)」の賽銭箱の天井にこの亀の絵があった。
どこから見ても睨まれているように見える絵だそうな。
ガメラみたいじゃろ(笑)今にもシェルカッターが炸裂しそうじゃ。



「中津宮(なかつみや)」
平成8年に修復されたらしく、朱色がとても綺麗。
この少し奥に「水琴窟」がある。
手水鉢から岩の隙間に水を落とすと、澄んだ音を奏でている。
人が多く、なかなか音が聞こえなかったが、かすかに綺麗な音色が聞こえた。



平成11年に七代目・尾上菊五郎と五代目・尾上菊之助の演ずる
江の島大歌舞伎が催され、その時に作られた手形があった。
ちょっと手を合わせてみたが、とても大きくふくよかな手であった。



最後にあるのが「奥津宮(おくつみや)」
3人立っている上に例の八方睨みの亀様の絵がある。
でも痛みがヒドイので原画は江の島神社に保存されており
現在ココに飾られている絵は模写らしい(どうりで綺麗な色彩であった)

3つの社殿の中では一番小さい。
ココのトイレは江戸時代風な作りとなっているので寄ってみるのもエエかも(笑)



「奥津宮(おくつみや)」の狛犬。
江の島にある3つの宮にある狛犬は、どれも江戸時代のモノで古い。
が、中でも一番古いのがこの「奥津宮(おくつみや)」の狛犬(1761年)。
辺津宮(へつみや)のは江戸尾流れ型
中津宮(なかつみや)のは江戸尾立型
奥津宮(おくつみや)のは江戸尾立型
それぞれ趣が違って面白いので探してみるのも楽しいかも(笑)



さてココからは下り下って島の向こう側の海岸へ出る。

が…その前に腹が減ったので飯を食った(笑)
次回はその素晴らしい眺めの飯屋と海の写真を沢山紹介しようと思う。

それでは次回~(笑)

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