第7章が終った。
やっと終った。
頭に違和感を感じる。
頭、縛られているみたい。
徐々に締め付けられてゆくような感じがする。
何なんだ?
とにかく、後は最終章だけだ。
そして、次の行動はもう決めてある。
20年。
今考えたら、無意味な日などなかったのだろうな。
私は友達が少なく、おしゃべりも苦手だ。
電話すら気が重くなるほど、喋るのが苦手だ。
そしてひどい、重症化した妄想癖がある。
それは、幼い頃からひとりでいることが多かったせいもある。
寂しかったことも、
もう直らないと絶望した自分も、
それぞれの時間を懸命に生きてくれた。
だから今の私があるんだと想う。
あの日の寂しさ、
悔しさ、
焦り、
泪、
みんな、どれが欠けていても、今の私は作れなかったはず。
だから、泣いてくれてありがとうと云いたい。
そして、よく耐えてくれた、と。
私はもう一人でも大丈夫だ。
ヴィオラが長い旅路の果てにたどり着く想いと同じ。
ひとりで生きているようでも、実はひとりではないという想いがあるから、
ひとりで歩いて行けるのだ。
どんな経験も無駄ではないんだよ。
だから、皆さんも頑張って下さい。
感傷的になっていますな。
何かが終るのって、達成感と共に寂しさもあったり。
逆に新しいことをはじめるのは、
心が躍るような高揚感がある。
また、何かにチャレンジしてみたい。
今朝、久しぶりにスコーンを焼いた。
クロテッドクリームがないので、
玉子でカスタードクリームを作って。
晩餐は、ドライカレーを頼まれている。
もうすぐ、カメラワークがはじまる。