想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

悪鬼の叫び。

2014-04-02 17:10:22 | 日記

精神状態がよくなかったせいか、

じいが悪鬼と化した夢をみた。

私はじいを捨てたのだ。

介護部屋で、徐々に弱ってゆくじいを、

黙ってみていた。

そして、

徐々に腐敗してゆくじいを、

黙ってみていた。

やがて遺体は黒く変色し、

そこから立ち上がるように、

深い紫色の悪鬼の影が立ち上がった。

でも、病んでいるときと同じく、それ以上は動けない鬼は、

ずーっと、部屋で叫んでいた。

何故、そんな残酷なことをしてしまったのかと、

悔やんだが遅かった。

人を人として最期まで人らしく接すること。

喝を入れられたのかも知れない。



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