また、雪❄️が降る。
晴れていると思うと、
いつの間にか、外は横なぐりの
雪。
数分後には、真っ白になる。
銀世界を見ていたら、
ふと、腑に落ちた、思考。
通りすぎてきた分岐点は、
沢山あったけど、結局は、
選んだ道が、正解なんだ、と。
正解を選んだ、のではなく、
選んだのが、正解。
そう解釈して、生きろよ、
と、誰かが、云う。
時々、オーストラリアに渡っていたら、何かが変わっていたかなと、
考えることがある。
とらわれているものから、
解放されたかった。
自分の中の軸をずらせば、
何かが変わると思った。
執着し続ける事に、
思いこみ続ける事に、
疲れて、
時折、死にたくなる心が、
意識のベクトルが、
ずっと、永遠に、
地球の裏側に向いている。
あの原風景を見たら、
何かが変わる。
イルカやクジラに会えたら、
勇気がもらえる。
一生、生き抜けるほどの、
パワーを、もらえる。
私だって、死にたくなんかない。
楽しく笑って、
生きたいんだ。
でも、
毎日が怖くて、
苦しくて、
時々は、叫びたくなる。
この苦痛から、解放されたい。
そして、いつしか、
全ての手段を失った。
もう、あの地へは行けないだろう。
でも、
そうなると、
意識は別の手段を探した。
それは、
諦めと、慣れ、だった。
底なしの暗闇すら、
克服する。しようと、始めた。
他のモノで、補填し始めた。
一度、バラバラになったものを、
再構築して、
明日を探せるようになる。
この道を往くなら
必要不可欠だったもの。
それは、道を逸れた場所では、
得られない。
所詮は、目眩しだったと、
気づいた。
その道を往くしかないなら、
諦めて、全ての事象を受け入れ、
慣れるしかなかったんだ。
選択した道を、
正しかったと認める。
少しずつ、強くなりたいと
願っている。
でも、
子供時代に比べたら、
どれだけマシになったことか。
否定することから、
肯定することに、
意識を変えられたから。
最終目的の、
こんな人生でも、素晴らしかった。
最後の朝に、
そう思えるように。
次の人生でも、自分を選ぶよ。
愛しい人に、
そう伝えられるように。
またこの課題を、引き継ぎたいな。
恐れが、誇りになるように。
そして、
本当に自由になったからだで、
あの地を、
目指そうかな、と
そう思う。