想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

ケヤキウォークしてきた。

2012-08-15 22:24:30 | 日記

今日は、妹がお盆休みだというので、
群馬のモールに連れて行ってもらった。
諏訪の花火大会も捨てがたかったけど、
トイレ事情が厳しいというので、買い物に行った。

大きなモールで、
ミオッチとミズタンは自由にしたいというので、
私と妹も自由に歩くことになった。
が。
今、身の回りのものを手放す作業に没頭している身、
物を新たに購入する気にはなれず、

20分ほど、頭と肩のマッサージをしてもらい、
収穫はなし。
みんな何かを買って、満足したようだ。
私は使いそびれたお金を、
みんなの晩餐代にした。
あとガソリン代ね。
みんなで、ピザ屋さんの食べ放題をして、
夕飯は二時間近くかかって、
食べたり、笑ったり、楽しかった。
テーブルに大きな紙が置かれていて、
らくがきを楽しめるお舗だった。
お蔭で、ミオッチがたくさん絵を描いて、
みんなで好き勝手にらくがきして、
時間がかかる晩餐となった。

ミオッチは、ナルトやサマーウォーズなどの絵をさらさら描いて、
私は、ペンギンを描いた。
がんばれ、臥竜のペンギンさんと注釈を書き込む。
先日、臥竜動物園の子供のペンギン二羽が、
動物園を脱走し、隣接する臥竜公園の池で泳いでいるところを
捕獲されたというニュースを見て、
私は腹を抱えて笑い転げてしまった。
そして、動物園に連れ戻されたペンギン二羽は、
数日後にまた脱走し、再び公園の池で泳いでいるのを発見された。
私は腹がよじれるほど笑い転げて、
思い出すたびにどうしても吹きだしてしまうのだった。
そんな経緯があって、ペンギンさんを描き、
「また池に行くよ!」「早く行こうよ!」
と、台詞まで書いた。関係者が見たら気を悪くするだろう。
でもまた私は腹が痛くなるまで笑った。
帰り道、空から降ってきたカエル君、
車道を横切るカモ君、
自動車にはねられる鹿君らの話を妹として、
また火がついたように笑ってしまった。
どうも妹とは動物ネタで盛り上がる。

ブラブラあてもなく店をひやかして遊び、
ダラダラとごちそうを食しつつ笑い、
本当に楽しかったな。

ま、お盆ということで、
おばあちゃんや、お母さんの思い出話もいっぱいしたけど。
また、ダンナサマが戻ったら、
気合入れて頑張らないとね。
私も毎日ケラケラ笑いながら、
子供達を安心させつつ見守って、
仕事も頑張るよ!

今日は妹のお陰でチャージできました。

感謝。
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お盆。

2012-08-14 07:47:13 | 日記

お盆ということで、ダラダラ過ごしている。
昨日は深夜まで本を読んでいた。
5冊も読んでしまった。

漫画もおもしろい。
風呂漫画。
映画も観たいな。


お盆ということで、
昨夜は、おはぎ作って、天ぷらをたくさん揚げた。
天ぷらといっても、我が家は通常野菜だけだ。
おまけにわたくしは天ぷらが苦手。
うまく揚がらないし、
うまくいったのは、揚げまんじゅうだけ。
娘が手伝ってくれた。
お供え物も、地味だ。
でも心がこもっていればいい。


そう、ダンナサマの話をしましょう。


今日はお見舞いのつもりで行ったの。
そしたら明後日帰るって話になっててびっくり。
18日。信州中野の伯母の法事に、
妹と二人で行くことになっている。
ミズタンは昼間クラブでいないし、
ミオッチひとりじゃ大変だから、19日にでも迎えにゆくかって、
Dr.とも話さなきゃならなかったのだが、
今日は話す時間もなかった。
大体、Dr.の許可が下りなければ、タクシーの予約さえできないのだ。
今、明後日帰る言われてもね…!
しかし、ダンナサマにも我慢の限界があったらしい。
毎日のリハビリは辛いし、
同室のひととも話せないどころか、
睡眠を妨害される。
食事を手伝ってもらえない。
歯磨きも、顔を洗うことも、下着も取り替えてないって…

ええええ!?

なんか至れりつくせりのリハ病棟のイメージと違う。
入院時の安心感はどこへ行ったの!?
ダンナサマが苦情を云うのはいつものことだが、
見てて相当追いつめられているなと想った。
うん。入院してみないと判らないこともあるだろうさ。
しかし、Dr.とも話せない、
介護タクシーもお盆休み、
ケアマネさんもお盆休みで、どうにもならないことだった。

私はダンナサマの背中をさすりながら、辛いかと聞いた。
そしたら、堰を切ったようにダンナサマが泣き出してしまい。
「家に帰りたい…」
「判った。でもどうにもならない。
気持ちは判るけど、こらえて。また一緒に家に帰ったら、
私はずっとそばにいるから…」
それからダンナサマの涙が止まるまで、
「ごめんなさい」を繰返した。
「辛い想いをさせてごめんなさい。赦して、お父さん」
それで、涙が止まるまで「そばにいるよ。頑張ろう」を繰返した。
嗚呼、愛しい病んだ父。
小さくなってしまった父。
これは紛れもなく私の父だ。
私は父の頭を抱き寄せてしまった。

それ程に、父の命が愛しかった。

いや。ダメだ。ダンナサマとしつじに戻ろう。
そうでなきゃ、色々辛すぎて、私の神経が壊れてしまう。
私は、色んな顔を持っていなきゃやりきれないのだ。
ミオッチのことも、ミズタンの変化も見逃してはならない。
ミオッチの心のケアも怠ってはならない。
今は笑顔を失うわけにはいかない。

ごめんね。お父さん。


わたくしは、しつじに戻った。

家に帰って、簡単な昼食を済まし、少し休むか…と想ったら、
お嬢様たちがプールに連れてゆけと要求してきた。
もう閉館まで一時間しかなかったが、
「よろしい、行きましょう」と支度する。

お嬢様たちはしつじを置き去りにして楽しんでおられた。
プールの底に沈み、水面を見上げると、
空が青い。光が斜めに差しこんでいる。
水の底には揺れる光の輪。

美しいな、生きるということは。生きているということは。
海で溺れてから、なにかにつけてそう想う。
朝のライ麦パンをセットしながら、
きゅうりの酒かす漬けを作りながら、
床を磨きながら、
風に吹かれながら、
株価の値動きを監視しながら、
本棚のほこりをはらいながら、

とにかく。
生きているって素晴しいって。繰返して想う。



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水のなかなら対等。

2012-08-13 07:04:15 | 日記

休み中、新潟の海に行った。
その二日前、沖縄に台風がいて、
前日も、上越は荒れていた。

その中、海に行った。

K君がゴムボートだの、
ボディーボードなど買いこんでいて、
波があったほうがおもしろいと云って、
「危険なんじゃ…」という私の話をきいてくれなかった。

ま、強引なひとだから何を云っても無駄なんだが、
行って波が高かったら波うち際で遊べばいいや…と想って、

海に行ったのだ。

海は荒れていた。
どんどん沖のほうへ歩いてゆくK君。
まあブイのあるところまでなら足は届くしって思うんだけど、
いかんせん、波うち際でさえ、
波の力にバランスを取ってられない。
想像以上に強い。
ミオはパパについてどんどん行ってしまった。
わたしは、いつもは足のつく場所でさえ、
波がくるとすごい深さになるって気づき、パニックになった。
とにかく、数秒ごとに頭から波をかぶる。
体勢が崩れ、足は届かない。

かくして、
わたしは溺れた。
鼻や口から海水を呑みこみ、
慌てて岸に向かったが、泳いでも流されていることに気づく。
そう、潮の流れに乗ってしまったの。
「助けて!」ってK君に叫んだら彼もなかなかこちらに来れない。
ミオともはぐれてしまった。
ボディボードにつかまったって、波の威力にひっくり返る。
二メートルほど向こうにいるミオも、波をかぶっている。
子供に手が届かないという恐怖。
目の前で沈んでしまっても、助けられないという非力。
どうにか娘は私たちの所まで泳いできた。
ボードは捨ててきた。わたしのゴーグルもすっ飛んでしまった。
三人でひとつのボードにつかまって、
どうにか泳いで岸にたどりついたんだけど、

死んだと思ったね…。

あれほど、波のある海は怖いって云ったのに、
溺れてみないとK君は聞かない。
おまけに、わたしが溺れなければ何事もなかったって云いようだ。

この男についてゆくのはやめよう。

わたしはこのとき、決心した。
娘は私が護り通す。
もうこの男には任せられない。と。

人生で、こんなに恐いと思ったことはない。

以上が、死にかけた話である。


その後、しばらく非現実感に悩まされた。
自分は本当は死んでしまったのではないか、とか、
本気で考えてしまう。
目の前のもの全てが輝きを放って、美しく、現実ではないと想った。

でも、わたしは生きているようだ。
娘が「大丈夫、生きているから」と云った。
そして、「少し海が恐くなった」と。

今日もプールに行きました。
この夏休み中、突然無口になってきた娘が、
プールに行きたいと云うので、
迎え火を焚いてから泳ぎに行った。

プールは安全で、
わざと沈んで、水の中でもケラケラ笑った。
水の中なら、まだイルカのように遊びまわれる母と子。
来年は遊んでくれるだろうか。
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夏休みはまだ続いている。

2012-08-12 17:55:50 | 日記

やっと、日常に戻ってきました。
いろんなことがありました。
死にかけたし…人生でもっとも恐ろしい危機に遭遇しましたが、

今生きているからいいや。

今日は娘と、
夏の課題をしたり、
部屋の片付け、
商いの再起動、
プール、

来年はないかも知れないと、
時間を有効に使って、
娘との思い出作り。


嗚呼、我が家が一番ね!
この家落ち着く!
風も涼しいし、
ここが私の生きる場所なんだと、
帰ってきてしみじみ思いました。


行った先で、
とある紅茶専門店に入りました。
スコーンのセットがあったので、
思わず入ってしまった店。
期待に胸を膨らませて、
スコーンと、ケニアのミルクティーを注文したです。
長い間、冷たいものしか入れなかった身体に、
熱い紅茶が染み渡り…蛇口をひねったような汗がザバー!

紅茶は文句なしにおいしかったのですが、
スコーンが、残念…。
これは、スコーンというより、
ガタイのいいクッキー。
そして添えられたクリームは、バニラを効かせたヨーグルトクリーム?

残念!
「まずい…」

汗をダラダラ流しながら、
「残念…」を繰返したわたくしでした。

旅先のことは、日々の日記に思い出すがままに、
書いてゆこうと思います。

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