PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

大札山 北尾根のアカヤシオと蕎麦粒山(奥大井)歩き

2015年04月18日 18時30分55秒 | 富士山を見る

 春に三日の晴れ無し、の言葉どおり天候不順な日々が続く。
天気予想では今週末に晴天が期待出来そうなので久々の山歩きを検討してみる。
 今までの富士山と対峙する山歩きから、遠くに富士山を望む山域の歩きを計画。
場所は奥大井、オフロード四駆で林道走りをしていた頃に一度だけ行ったことがある
林道南明石線沿いの山である。

 その当時は山歩きなんぞには全く興味がなかったので、林道脇の登山口の道標を
見ても何も反応しなかったのだが…山域の状況は全く分からない。

 目的地までの道路状況を確認すると大札山の登山口までは林道の通行止めが解除
されたようなので、とりあえず現地に向かう。 
 大井川沿いの道筋は記憶が定かでないのでカーナビの道案内で走る。
落石注意の山道を速度を落として通過すること数回、無事に大札山の肩登山口へ到着。

肩登山口:標高1147m気温は4℃、肌寒さを感じる。フリースのベストを着用。

 ここまでは舗装路。この先は未舗装路かつ道路崩壊のため通行止め

 蕎麦粒山が目的地であるが、アカヤシオの群生地を見てみたいので大札山の
北尾根コースを経由して歩くことにする。
 道標に従い肩コースから歩き始める。

 山道沿いにシロヤシオの大木があるが花芽は確認できず

 登山口から20分程で肩コース分岐に到着
 
 北尾根コースへ向かう

 分岐から5分程で北尾根コース分岐に出合う

 ここから蕎麦粒山の方向へ向かう。 急坂の下り行程となる

 アカヤシオは山道沿いに点在し、陽光を浴びて輝く

 
 日陰のアカヤシオは静かに


 順調に高度を下げると林道からの北尾根コースを案内する道標に出合う。
事前の情報では、さらに尾根沿いに下るはずの道筋なのでそのまま直進。

 …気温は4℃~5℃で推移

 上記の道標の先に倒れていた案内板

 この先崩壊? 
確かに尾根筋を金網?とモルタル塗りのような防護施工と思われる工事がして
あったが効果の程は如何に。

 尾根筋から林道に出合ったところはココ 陽当たり良好、気温は9℃~10℃

 肩コース登山口からの行程時間は1時間18分
少々体力を浪費した感あり…以降の歩き行程に影響あり

 林道を歩くこと5分、崩落個所に到着。

 崩落した土砂、倒木は左手の切立った山側の防護ネットを巻込んで右側のガードレール
まで埋め尽くしており車は当然のこと、人間も乗り越えるのは難ありの状況。

 蕎麦粒山の南尾根登山口に到達

 この登山口の場所は国土地理院の山地図の破線ルートから離れている。
今回もハンディGPS上の地図を頼りに登山口を探したが、地図と現況が合わないため
登山口の手前を行きつ戻りつ、余計な時間を費やしてしまった。

 蕎麦粒山の南尾根コースにて唯一確認できたアカヤシオ

 南尾根ルート、陽当たりは良好であるが岩にはが目立つ。
苔が多いということは年間を通して湿度が高い(雨量が多い?)のかもしれない。
 山歩きの事前確認で富士山周辺域の雨雲レーダの配信画面を見ることが多いが、
大井川流域沿いに突発的に雨雲が観測される頻度が高い。それが一因かもしれない。

 蕎麦粒山の山頂に到着
 
 南尾根登山口からの行程時間は1時間22分

 山頂の主?

 ダケカンバ
 
 富士山は雲にて確認できずorz

 とりあえずコース確認はできたので下山開始
山頂から登山口までの下り行程時間は1時間20分(写真撮影含む)

 林道下の斜面に点在するアカヤシオ


 復路の林道歩きで確認した林道沿いの大札山北尾根コース登山口(新?)


 大札山の肩登山口~大札山北尾根コース経由の蕎麦粒山歩きの全行程時間は
5時間33分、気晴らし歩きには充分な行程量。
 アカヤシオは最盛期、次回はシロヤシオ?
 
参考:復路の林道あるき
 蕎麦粒山の南尾根登山口から林道歩きで肩登山口までの復路行程時間は39分
大札山北尾根コースの旧出合地点からの肩登山口までの林道歩き行程時間は26分

今回の装備:
 ザックは背面メッシュの夏用ザック、レイヤリングは長袖シャツのみ冬用、
それ以外は夏用のインナー、アウター+寒さ対策にポーラーテック仕様のベスト。

 今回歩いた行程の高低差は以下のとおり


 end

コメント
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