11月2日(月)の午前中は雨、初冠雪の雪が見えなくなった富士山頂に新たな冠雪が見られるか?
と、期待して雨天翌朝の山行。
【H27年11月03日(火)の記録】
未明の駐車地の気温は8℃、見上げる空には三日月(みかづき)が明るく光る。
端足峠を越えたところで北風が吹き付け、気温は5℃まで下がる。天気予想では西風強しであったが
…またしても天気予想は大外れ。
駐車地からの行程時間2時間50分程で雨ヶ岳の山頂に到着、気温は3℃。風は相変わらず北風。
富士吉田口の新五合目と思われるあたりに灯りが点いたが、行動食を摂っている間に消える。
25分程の休憩時間の後に稜線歩きを始める。
予定していた富士山展望箇所には午前6時前に到着、撮影場所の最終選定を始める。
富士山の東側に厚い雲、西側の平野部も雲に覆われている。 撮影条件はヨロシクない。
思わぬ方向から北風に乗って雲が稜線を乗り越えて迫ってくる。
前門の虎、後門の狼…ではないが、気象状況が写真撮影には最悪の感あり。
…期待した構図での撮影はNG、とりあえずのダイヤモンド
撮影評価は引き分け?というところか
北風に煽られた雲の飛沫(しぶき)で撮影条件は安定せず
午前7時には撮影機材を撤収
再び毛無山を目指して稜線歩きを再開、気温は3℃。
アルプス方向の山々は雪化粧、晩秋というよりも初冬の装い
毛無山の最高標高点・西側からの富士山ビュー
今回は、ここで稜線歩きを折り返す。気温は10℃まで上がるが日影では5℃程まで下がる。
カメラのバッテリー残量は20%台まで減少、身体のエネルギー残量も同様に消耗気味。
カメラはモニターからファインダーへ切り替えて省エネモード、身体は根性モードへ切り替え。
復路の雨ヶ岳では大きな富士山
雨ヶ岳の北斜面は雨を含んだ落ち葉、山土で滑りやすく、下山時間は短縮できず。
週初めの平日を挟んだ祝日、挨拶を交わしたハイカーは6名、先週に比べて1/4程度と少なめ。
端足峠手前から竜ヶ岳
午前11時14分、端足峠まで戻り一息、
1時間程の歩きで峠を下り終える
駐車地気温は13℃、全行程時間は約10時間30分。(撮影の待機時間、撮影時間1時間30分含む)
久々のロングウォーク、行程全般に発汗は少な目。スポーツドリンクは500ml一本にて完。
今回は冷え込み対策としてポーラーテック仕様のフリースベストを着用、帰路途中にて脱ぐ。
ベストの襟を立てると首回りの冷え込み対策に効果抜群。
富士山頂は北側に雪を残すのみ、新たな冠雪を期待する今日この頃…
今回はカメラの設定、撮影環境等々、反省すること多々あり。 次回への課題は「慣れ」。
end