先週の毛無山塊からのダイヤモンド富士ビュー山行では毛無山頂から稜線にかけての残雪は
僅かに残るのみ。 このまま春山になってしまうのかと思っていたが天気予想では週末近くに
降雪の予想あり。
山行予定日の前日の天気予想では午前3時頃まで曇り、以降は晴れ予想である。
駐車地へ向かう国道139号の道路脇には雪、路肩の電光掲示板には除雪作業中の表示、
間もなく前方に融雪剤散布の作業車を確認する。
停車中の作業車を追い越した途端に路面は全面積雪状態となる。フロントウィドウに張り付く雪を
ワイパーで払落しながら未明の国道を走り駐車地へ。
駐車地から登山口へ向かうが、雪は降り続けている。 天気予想ではこの時間は晴れ予想なので
あるが、雪は止む気配なし。気温は-3℃。
ヘッドライトの光軸上に上から下へと舞い落ちる雪の結晶、音も無く降っているような感覚であるが
ザックのヘッド部分にプチプチと小さな音を立てていく。
積雪深は5㎝前後、トレースは皆無。 山道に積もった柔らかい雪が路面を覆っているため、隠れて
いる岩につまずくことが多くなる。
午前6時を過ぎても雪は降り続き、富士山方向の雲は晴れず。 気温は-7℃。
ダイヤモンドビュータイムを1時間経過しても視界不良のため、予定していた展望地での富士山展望を
あきらめて次の展望地へ向かう
地蔵峠分岐の木々は枝に充分すぎる雪をまとってお出迎え
毛無山頂も一面新雪、トレース無し
最高標高点の表示板は雪化粧で山名表示がクッキリと
稜線の気温は-9℃、天候の回復を待つこと1時間余
一旦は晴れ間を期待できたが、次第に西からの雲が多くなる
自分の踏み跡を辿って下山開始
復路での富士山ビュー
この地点で雲の切れ間の到来を期待したがNG、30分程の徒労に終わる
この前景でダイヤモンドビューが撮れれば…と思うのであるが
往路では降雪で撮影しなかった通過点
不動の滝
往路では、この見晴台で休憩する予定であったが、新雪に気を取られ気付かずに通過
帰路の麓原から見る毛無山の山頂は雲に巻かれたまま
後続のハイカーは数名、山頂からの富士山展望は??
後記:
翌日は快晴、天候状況が一日前倒しであれば期待どおりのダイヤモンドビューが見られた…か。
なんとも思いどおりにならない自然相手の山行結果。 来年に期待。
三寒四温なのか、温かさを感じる日と寒気を感じる日が交互に出現 春遠からじ。
今週末の毛無山ハイクは泥だらけの予感…二合目手前は凍結路に注意。
end