毛無山の歩きに一区切り付け、天子山塊の西端部に位置する長者ヶ岳と天子ヶ岳を
歩いてみることにした。
あまり興味の無かった山域であるが、田貫湖起点の歩きで富士山がどの程度見える
のか・・・天候は晴れ・・・雲多し
【平成25年11月9日(土)の記録】
午前6時23分:駐車場を出発
駐車場から坂を下った突き当りに道標あり
舗装路から未舗装路に変わり、道標のあるY字路に到達するが進路に迷う。
国土地理院地図の登山路と、道標の示すルートが合わないのである。
一旦、道標に従って自然歩道を進むが、地理院地図の尾根直登ルートから
離れていくので起点へ戻る。
Y字路の左方向の道を進んでみるが、これも地理院地図の直登ルートから
離れていく・・・直登ルートは、このY字路の中間に位置するようになっているのだが?
再度、道標に従い自然歩道を進むと登山路分岐の案内板に出合う。
午前6時40分:ここまでのロスタイムは10分
ここから、国土地理院地図の尾根直登ルートに向かっていくが、直登ルート
に出合った箇所の旧直登ルート?側にはロープが張られて規制されていた。
午前7時21分:田貫湖北岸からの自然歩道と合流する
合流点からの富士山と田貫湖
林の中を歩く自然歩道
整備されてから時間が経っているのか階段状の歩道は結構荒れている
林の中を進んでいくと突き当りになる箇所がある。 落ち葉で踏み跡が分から
ないため進路に迷うが、左右を行きつ戻りつして右方向に進路を見い出す。
午前7時55分:標高1170m近辺にて休憩ポイント到着(ベンチとテーブルあり)
5分程の休憩時間をとる
午前8時23分:長者ヶ岳の山頂に到着
標高:1335.6m・・・ハンディGPSは1335~6mを表示
駐車場からの行程時間:2時間00分(ロスタイム、休憩時間含む)
山頂からの富士山
この時間では薄く雲がかかった感じで白んでいる
先行の老年単独登山者、煙草の煙を吐き終わったと思ったら登山靴のまま休憩用
の木製テーブルの上に仁王立ち、富士山の写真を撮り終え唾を吐き捨て無言で下山。
自然歩道の登山口に一台駐車していた八王子ナンバの所有者と思うが、マナーは最悪
である・・・傲慢そうな顔つきが性格を物語っている感あり
午前8時41分:長者ヶ岳から天子岳に向かって出発
高度を下げる歩きが続く、標高1290m近辺の紅葉
さらに歩いて高度を下げ、標高1230m近辺の紅葉
紅葉の向こうに見えるのは、これから登り始める天子ヶ岳
午前8時59分:上佐野分岐を通過
標高:1205m近辺
長者ヶ岳~天子ヶ岳間の一番標高を下げたポイントである
午前9時27分:天子ヶ岳の山頂?に到着
長者ヶ岳からの行程時間:46分(最高標高点の探索時間含む)
標高:1330m?・・・標識位置のハンディGPS表示は1318m
手持ちのハンディGPS、普段は10mぐらい多目のデータ表示をする。時々はピッタリ。
実際の最高標高点は山頂標識手前130mあたりの地点であるので、標識の位置から
来た道を戻りGPS地図と現況を照合、ハンディGPS表示1323mが最高地点であった。
山頂広場は山頂標識からさらに下がったところにある
瓔珞(ようらく)つつじ、紅葉が綺麗である
山頂広場からは富士山の展望は望めず、富士見台の案内に従い移動する
水平レベルは正確に出して撮影しているのだが冠雪が左下がり、山頂の剣ヶ峰が
手前に位置するため富士山が左下がりに見える
午前9時43分:天子ヶ岳から田貫湖に向かい下山開始
午前9時48分:芝川町分岐を通過
標高:1270m
これ以降は一気に高度を下げる道程となる
標高860mあたりから切り開かれた林道のような幅広の道となる
標高690m近辺で新しく林道を造成している地点に出合う
さらに60mぐらい標高を下げたところで目的の林道に出合う
午前10時50分:林道出合
標高:630m?
↑これは林道へ降りる手前の山側のコース案内
林道には白糸の滝と、田貫湖を案内する道標が設置されている
ひたすら林道を下る、とこどころで道筋が二手に分かれる箇所に遭遇するが
無難に進路を選択する
進路選択に躊躇したのがパラグライダ離陸場に出合った分岐点である。
最初はキャンプ場かと思ったが、パラグライダの練習風景で納得。
ここで大きく右方向へ進路を変更し、さらにその先の右につながる道を無視して
大回りに右へ進む
↑ 進んだ先からのパラグライダ練習場
その先には山之神を祀る石碑
午前11時22分:舗装路に出合う
標高:580m?
以後ひたすら舗装路の上り勾配の道程を歩く・・・かなりカッタルイ
午前11時48分:駐車地へ戻る
↑駐車地へ戻る手前からの富士山
・林道出合からは58分の行程時間
・天子ヶ岳からは2時間05分の行程時間
・起点・終点の時間は5時間25分(休憩、ロスタイム含む)
途中のエネルギー補給はランチパック一袋のみ。 朝食が午前4時だったので
少々エネルギー不足気味の山歩きの感あり。
帰着後に車内にてコンビニの握り飯を二個胃袋へ供給。
山頂では白んで見えていた富士山であるが、時間が経って陽当たりがよくなった
せいかこの時間ではキレイに見える
冠雪の富士山と湖・・・落着く・・・舗装路歩きの疲れが解消
林道出合からの未舗装路区間は工事用の大型車両が通過すると路肩に余裕が
ないので要注意。 トラックは歩行者がいても徐行する雰囲気はない。
路面は昨日の雨でぬかるんでいたが、乾燥していたら工事車両の巻き上げる
土埃で苦労したかもしれない・・・状況によってはマスクを用意しておいたほうがよい
かも。
毎度のことであるが、初めて歩くコースは期待半ば、不安半ばである。
今回は時間の配分と休憩場所の選定が上手く行かずに腹ペコ歩きの余裕のない
行程となってしまった・・・反省。
登山行程区間では気温は5℃~10℃、冷え込みを想定して秋向けの長袖を着用
したが予想は大外れで帰着時には汗だく。
夏向けの長袖シャツにすればよかったと、ここでも反省。
周回コースは以下の赤色のトレースのとおり
※元図は国土地理院「ウォッちず」から転載
H26.4.29
Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正
end
最新の画像[もっと見る]
- グリーンカーテン 2022 2年前
- グリーンカーテン 2022 2年前
- グリーンカーテン 2022 2年前
- 2021 12月上旬の富士山ビュー 3年前
- 2021 12月上旬の富士山ビュー 3年前
- 2021 12月上旬の富士山ビュー 3年前
- 2021 12月上旬の富士山ビュー 3年前
- 2021 12月上旬の富士山ビュー 3年前
- 2021 12月上旬の富士山ビュー 3年前
- 2021 12月上旬の富士山ビュー 3年前