先日、日本経済新聞ウェブ版に掲載された
『養殖魚が支える世界の食卓生産量、
牛肉を超えて豚・鶏に迫る勢い』
という記事が非常にしっかりと内容を伝えていました
食卓における動物性タンパク質の供給のあり方や
それが私たちの生活への影響など
これに対して、様々な代替案が検討されている中で
注目されているのが「食用こおろぎ」などの由来の
昆虫タンパク質です
しかし、昆虫食は文化や心理的な壁が高く
個人的に広く受け入れられるのは
難しいのではないかと感じます
養殖魚の成長とその可能性
こんな中、養殖魚の生産量がここ30年間で4倍以上に増加しており
その勢いは牛肉を超え、豚肉や鶏肉に
迫っていると言われています
養殖魚の需要が増加している背景には
和食ブームや食の多様性があり
魚食文化が世界中に存在していることが挙げられます
この流れは今後も継続し
生産量はさらに拡大すると予想されています
また、養殖魚は以下の点で注目されています:
- 育てやすさ:管理しやすい環境で生産が可能
- 環境負荷の低さ:飼料や水の使用量が少なく、
二酸化炭素排出量も抑えられる
これらの利点から、養殖魚は持続可能な動物性タンパク質供給源として
ますます重要な役割を果たしていきます
牛肉・豚肉の将来と高級化
とりあえず、養殖魚の拡大により、牛肉や豚肉の需要が減り
それらが「高級食材化」していく可能性も指摘されています
特に、和牛のような日本発の高級ブランド肉にとっては
この前向きプラスではうまくいかないかもしれません
しかし、現実的には、牛肉や豚肉の生産に
携わる多くの農家や企業が存在し
すぐに置き換えるのは不可能に近いと思います
今後の動向を見守る
養殖魚を中心とした動物性タンパク質の供給は
環境問題や人口増加に対応する上で重要な手段である限りなく
伝統的な畜産産業とのバランスをどのように確保するかが
課題である
これからの変化が私の食卓や産業にどのような影響があるのか
今後の動向を注意深く見守りたいと思います
全体
養殖魚の普及は、持続可能な未来に向けた
大きな一歩ですが
それに伴う社会的・経済的影響も忘れてはなりません
食文化や産業的な多様性を尊重しながら
バランスの取れたた変化を目指していきたいものです
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