2月15日。全員議員協議会の後、花園拠点の工事現場見学に行きました。Seien1月用の写真を取りに年末に来て以来。今度は道からでなく、内側からみられます。
何日か前、Seienの編集長・植竹さんから4月号巻頭記事に花園をとの依頼あり。ちょうどよかったと議院事務局長・寺田さんに話すと、キューピーの海老沢さん、松村さんに紹介してくれました。
そこでみたこと、きいたこと、考えたことをライターモードで書きます。
※文中正確な表現でない部分があるかも知れませんが、ブログというメディアの性格上確認なしで投稿します。間違いがあったら連絡ください。訂正します(2月17日夕)
「花園アウトレット」。
植竹さんを含め多くの人がそう呼ぶが、市役所用語では「花園IC拠点整備プロジェクト」。この春オープンするのは、キューピーと市が農業と観光をピーアールする「公共ゾーン」だ。
「畑がすぐそばにある野菜発信施設、っていうのがやりたくて。ここでならそれができたんですよ」
キューピーのこのプロジェクトが社内公募でスタートしたと何かで読んでいたので、松村さんにそのことをきく。ほかに神奈川や千葉の野菜産地にも行ったけど、都市計画のしばりがあってできなかったそうだ。花園拠点プロジェクトには旧花園町が都市計画ができていなかったことが大きかったと、先日の議員研修で知った。「なんか都市計画法って、悪法として機能していることが多いような気がするんですよね」と振ると松村さんは笑う。
「雑草の種をまいたんです」
ファーム建屋の北、公園内に広がる畑は、松村さんが実現したかったスタイル。JAの協力でトラクターが入って耕うんするという。もとから畑だったんですか」ときくと、砂利を取ってた土地だったそうだ。
「この屋根は山脈がイメージされています。南の駅の方からみると、北の山々と一連の流れができる。そうデザインされました」
海老沢さんのガイドに南を振り返ると、東側にアウトレット建屋が長く広がる。そこは2階建て。140号から全体の様子が一望できるよう配置されているという。
「ここで歌えるじゃないですか」
ミルク082さんに声がかかる。ファーム建屋の南、公園緑地はすり鉢状になっていて、トイレのある管理棟の屋上と楕円のデザインで接続。駅よりの遊具コーナーと一体のイベントスペースになっている。うちの5才児も、最初に来る時はまだすべり台を歓ぶ頃だろう。見学用ヘルメットについていた紙の帽子を、子どもと遊びますからと持ち帰ってみせるとアハハと笑っている。
最初に市役所職員からアウトレット案をきいたのは、東日本大震災の少し後くらいだったろうか。正直「いまさらアウトレット?」と思ったが、「最後のアウトレット」「北の渋沢関連文化財や駅前中心市街地との回遊性」「拠点はない仮想のベジタブルテーマパークで市内業者を回遊させる」といったコンセプトが示され、大河ドラマや新札発行で勢いもついた。
1年前には間に合うのかなと思われた巨大な空間が、姿をみせはじめている。まだみないものに思いをめぐらすのはいつでも楽しい。
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