小林真 ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

『Seien』8月号巻頭特集「2022年夏、深谷に降ってきたもの」

2022-07-25 05:40:20 | FUKAYANOUTOPIA



20日発行の『Seien』8月号巻頭特集「2022年夏、深谷に降ってきたもの―ドキュメント6.2降雹被害」を担当しました。市議になってからは5月号「花園拠点」特集、7月号「クローズアップヒストリー オールタイム深谷―深谷七夕まつり」と続き、5月号と同じくリードに「議員ライター」と名乗っています。
編集部から提案があった約1か月前の自然災害とその影響を、「その時の空気」に近く記録したい。ここ数年試みている内田樹が橋本治の文にみる「未来が未知であった時点」※1へのトライアルとして、今回は日付を小見出し=アイコンにする方法にしました。
話をきいた人のうち何人かは本庄の妻の店経由。だから、とくに家屋被害が大きかった本庄児玉や上里、神川の話も関わっていて、たとえば本文でも触れている「平成26年豪雪」、それとこの号の印刷中に起こった「7.17ゲリラ豪雨・突風」というほかの時間からも切り離せません。
それと今回意識的に挿入したのは、議会や議会事務局で耳にしたいくつかのことば。抽象化された「議会だより」などオフィシャルなものではすくえない「空気」を少しでも再話することで、多様な人々が思い思いに動くことで生まれるざわっとした雑味が表現したいといつも思っていて、その点では雹だけでないどんなものも「2022年夏、深谷に降ってきたもの」なのでしょう。夏の雹は何時間もかたちを保ちませんが、ことばは空気中をずっと残って広がります。
SNSでの画像掲載、取材にご協力のみなさん、ありがとうございました。「ゆめ☆たまご」以来の友人とまるさんの「白い妖精」は驚異的な甘さ。表紙で交くんが食べてます。

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2022年夏、深谷に降ってきたもの
クローズアップヒストリー オールタイム深谷―深谷七夕まつり

※1 内田樹の研究室「追悼・橋本治 2019-01-29 mardi

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