一般の人は,確率というのを実感できないのだなあと実感した例。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110705/lcl11070522060009-n1.htm
関西電力は5日、電力使用ピーク時に突発的な停電を避けるため、5%の電力供給余力を持たせようとすると家庭用エアコンの3分の1強を停止する必要がある-との試算を公表した。ただ、この節電を実行するには、例えば1台しかエアコンがない家庭の場合はどうするのかといった問題があり、この回答をもとに大阪市は、節電策としてエアコン停止を強調する大阪府の橋下徹知事に対し「現実的でない」と疑問を投げかけた。
解決策は,もしそのような事態が発生したら,例えば自宅の電話番号(世帯主の誕生日などでもよいだろう)が3で割り切れる,3で割ったら1余る,2余るのいずれかに該当した場合に運が悪いと思ってエアコンを切ってもらうようにすればよい。剰余が0,1,2のいずれに該当する場合に対象になるかは,要請時に通知する(要請があるたびにローテーションさせる)。まあ,要請されても従わない人もいるだろうから,偶数か奇数かで最高1/2のエアコン停止というようにしておくと安全かも知れない。