このブログで実行速度を比較していることがあるが,実行速度至上主義でないことはご理解頂きたい。
100 秒かかるものが1秒で終わっても,なんにもうれしくない。100 秒かかるものが 1.1 秒で終わろうが, 0.9 秒で終わろうが,問題ではない。
100 時間かかるものが 1 時間で終わればうれしいだろう。
そういうこと。
ただ,100 時間かかるものが 1 時間で終わるプログラムというのは,いろいろな意味で示唆に富むものであろうということ。
たとえば,もともと 100 時間も掛かるような問題ではなく,プログラムがまずいために 100 時間も掛かるような場合。
なぜそのようになっているかを解析しておくことは,将来に備えることになる。そもそも,いつもそのようにプログラムしていれば,そもそも「いざと言うことが起こらない」ということ。