回帰式
ある変数と他の変数がどのように相関しているかの関係を把握する際に変数化し,数式化することを回帰分析という。その際の計算式が回帰式(y=ax+b)となる。この際の,a,b を回帰係数という。
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大きな間違いはないと言ってよいが,「変数化し」というのはどういうことか?既に前半で,「ある変数と他の変数が」と,変数を扱うことを前提にしているのに。
「数式化」というのも,どういう文脈で数式にするかをちゃんと書かないとね。その後で y=ax+b と出てくるのだけど,この説明だけで,x に重みを付けて(傾きを掛けて)切片を足すと予測される変数の予測値になるという,この式の意味は伝えられるのか?式自体は式の意味を伝えない。せめて出てくる変数(x, y など)が何を表すかを明示的に書かないと。
回帰分析とは「複数(最も単純には1個)の変数の重みつき合計値で別の1変数の値を予測すること。予測がうまくできるような重みを客観的に(データから)求めることである。」とでも。