ささやき・つぶやき・備忘録

木漏れ日の下で~安らぎをもとめて~
花風景館 ~自然を求めて~
SNOW&み~♪の備忘録です。

えげつない

2008-07-19 | 折々の京ことば(yahoo blog)
「エゲツナイこと言わはるな」。
あくどい、しんらつな、露骨なの意味がある。
「その服、エゲツナイ色や」といえば、毒々しく濃厚なの意。
江戸時代の「いげちなし」から。
エグイと同系の語。エグイはあくが強く喉を刺激する感じの「えぐし」からで里芋・ズイキ・クワイ・セリ・タケノコについていう。
転じて、しんらつな、気が強い、ひどいのような意味に用いる。
「あんなエグイしかり方したらあかん」。

        (京都新聞 折々の京ことばより)

祇園祭山鉾巡行 (辻まわし)

2008-07-19 | 京の歳時記(yahoo blog)
鉾で方向変えすることを「辻まわし」といいます。辻で方向を回すからです。
でも11トンもある鉾は辻では曲がれないので車輪の下に竹を引いて水をかけて一気に押して回します。水をかけるのは竹がしなって割れないからです。

祇園祭の一番の見せ所。もとい2番の見せ所です。 一番はなんといっても長刀鉾のお稚児さんの「注連縄切り」です。

話は戻って。。。この辻まわし。SNOWも撮るのに挑戦したんだけど。。。人があまりに多すぎて掛け声は聞こえたけど。。。見えませんでした。
そしたらお友達のトトロさんが綺麗に撮っておられて。。。使ってもいいって言ってくれましたので使わせてもらいました。もう感謝!感謝!!です。
トトロさんの写真日記に詳しく載っていますのでそちらも見てくださるようお願いします。写真日記はこちらから行けます。




四条通りから河原町通りへと方向をかえます。


割竹を車輪の前に敷き、バケツで水をかけて竹の上に車輪を乗せます。


竹の上に車輪が乗ったらまた竹を並べて。。。


一気に掛け声とともに押しまわします。



普通2~3回で向きが変わります。この時は2回で変わったそうです。 お~~すごいですぅ~~



無事方向が変わって竹を回収しています。 



辻回しは時を経ても昔と変わらない同じ方法です。
昭和46~7年ぐらいまではこの通りに市電が走っていました。
当時はスムーズに廻らずに何度もやってたように記憶しています。

祇園祭山鉾巡行

2008-07-19 | 京の歳時記(yahoo blog)
17日は祇園祭のハイライト山鉾巡行がありました。
【動く美術館】と形容される山鉾32基が京都市内の中心部を巡行しました。
毎年どこかの山の懸装(けそう)品が新調されるみたいですが見るほうは毎年新鮮ですね。
今年は去年より一万人少ないそうですがそれでも人の多さと暑さでもうぐったりです。 



河原町御池にて。 後姿の長刀鉾です。ものすごい人でもう動けなくって。。。去年こっちのほうは空いてると思ったのに今年はギュウギュウでした。
おかげで辻回しは掛け声は聞こえたけど。。。見えなかったです。 
辻回しが終わったら急にすいたような。。観光客の皆さんはどこが見所なのかよくご存知のようです。



上の場所は動けるときに脱出して市役所前の方に移動しました。
途中河原町御池の交差点をあがったところに絶景の撮影ポイントがあったんだけど。。。影がなくってもう暑くって。。。とてもじゃないけど、そこにいてることは出来なかったです。だからすいてたのかも。
市役所前の角にちょっと段があったのでそこにあがって菊水鉾の辻回しを撮りました。
辻回しとは11トンもある鉾は角を曲がれないので車輪の下に竹を引いて水をかけて号令で一気に車輪を動かします。大体2~3回で90度向きが変わります



標識が邪魔だけど鉾が向きを変えてるのがわかると思います。



これで向きが変わりました。河原町通りから御池通りへと進んでいきます。
ちょっと鉾がズッコケテますがそこはそれ愛嬌ってことで。。。



衣棚御池の辺りで長刀鉾からお稚児さんが降りてきました。 暑い中よく頑張ったと思います。お疲れ様でした。
役目を終えたお稚児さん。こっち向いて顔が見えたからラッキーと思ったのに悲しいかな前の観光客の頭がスモークに。幸い向こうを向いてた時に撮ったのもあったのでそれを利用してチョッとだけ修正しました。



烏丸御池から撮りました。 赤信号の時に入りました。



上をズームで。 辻回しまで粘ろうと思ったけど。。。暑いからやめました。 
それに信号もそろそろ変わりそうだったので。。。



御池を下がったところでは今年初めて鉾の重量測定をやっていました。



ちょっと足がじゃまだけど車輪が乗ろうとしています。



今年も舞妓さんがいました。
この写真を撮る前に舞妓さんと目が合ったんだけど。。。






巡行の様子。日中の気温が34度。 道路の真ん中で影がないから皆さんお疲れモードです。






最後から2番目の浄妙山。 「かき手」の25人全員が外国人です。
つまり裃姿以外の人たちです。



巡行の最後を飾ったのが南観音山です。 お疲れ様でした。