今まで本を読んでいなかった分時間が出来た今、本を読むようにした。
星の数ほどある本の中から選ぶのは難しいので、図書館の新刊をターゲットにする。
きっと「今のお薦め」を新刊にするだろう、というrakuの考え。
でもなかなか新刊に巡り合えない。
やっと2冊「あおぞら」「東京奇譚集」に一度に出会えた。
(携帯のカメラがしょぼいので画像もしょぼい・・・)
リビングの陽だまりに移動し、まず「あおぞら」を読んだ。
「あおぞら 星野夏著」 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31601067/
中学生の「なつ」が失恋した心の隙間につけこまれ、男友達に襲われる。
ショックで転落した中学・高校生活を送る「なつ」。
その多感な心・不器用さ・精神的な弱さが読んでいて「痛い」。
硬く閉ざした「なつ」の心は新しい彼と出会い、うらやましい位の温かさと輝きを放つ。
あれ程の輝きを放つ「出会い」がある人は少ないと思う。
・・・その彼がなつの前から消える。
辛くて仕方なくヤツレながらも彼との出会いで成長・強くなった「なつ」。
1人で生きている訳ではない事を悟り、他人の事を考え、前向きに歩き始めた「成長したなつ」。
読みながら自分の経験を振り返り、これからを前向きに着実に歩く事を考えた。
しあわせレシピ:人生独りで生きているわけじゃない。誰かが周りで守ってくれてる。