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「デセプション・ポイント」図書館の本

2006-03-18 06:44:26 | 大好き図書館新刊etc

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「ダビンチコード」で知られる『ダンブラウン』の著書を読んでみた。
この作品も読む者を引きずり込むエネルギーがある。
映像化すると『24 twenty-four』ちっく?!になる、と言えばイメージは伝わりやすいかもしれない。
「24」は、各々の登場人物が窮地に陥っている様子を4分割の画面で映像化するが、
「デセプション・ポイント」は、章を短く細切れにし同時進行している。


アメリカ大統領を取り巻く政界に、NASA、国家偵察局(NRO)、宇宙フロンティア財団(SFF)を絡めた内容で、
駆け引きを含めた人間模様が面白い。
各々の登場人物が別の場所で繰り広げる「スリルと緊張感とリズミカルな展開」に目が話せない。
地球外生物がいる!!(=宇宙人)という設定もなかなか。

知的好奇心をくすぐる、と解説に書かれていたが正にその通りだと思う。


これだけ読みやすく端的に日本語にした訳者の才能もすごい!!と思わないではいられない。
ダビンチコードも面白かったけど、私は「デセプションポイント」の方が面白かった。
映画化しないのかな??それとも『24』がすでに編集した映像化なのかも。



しあわせレシピ:「地球外生物」なんていう想像を膨らます、想像するっていいらしい。