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考える時間

2006-11-21 06:39:03 | 大好き図書館新刊etc

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忙しいながらにも図書館の新刊をGET!!
疲れていても陽だまりで本を開いたり、寝そべりながら読んだり・・・も結構気持ちいい。



ヘヴンリーブルー「天使の卵」アナザーストーリー 村山由佳
映画化された『天使の卵』の姉妹??本。


人を好きになった素直で純粋な気持ちが描かれていた。
胸がきゅぅんとした。


その中で心に残ったことば。
「誰に何を言われても消えない後悔なら、自分で一生抱えていくしかない。」
一人で一生「後悔」を抱えるのはかなり辛い。けど自分で解決するしかない。


相談してもどうにもならない事ってある、自分に叱咤激励した。






心にナイフをしのばせて  奥野修司
現在の少年法への疑問を問いかけた本。


4人家族の兄妹の兄を同級生に『首を胴から切断』という残忍な殺害をされた家族とその少年Aの実話。
30年近く経っても被害者の家族の傷は癒えるはずもない。
一方加害者は『いわゆる更生』をし現在弁護士として一般社会で暮らしているらしい。
被害者家族の「『想像を絶する辛さ・痛さ』を苦しくなる程感じさせられる」のは言うまでもない。



私が多くを語っても無駄なので、気になった文章をピックアップ。
●『あの事件で、わたしたちの家族は、まるで建物が音を立て崩れていくようにめちゃくちゃにされました。それを崩れる寸前で、お互いに必死に支え合ってきたんだと思う。なんとか元通りにしたいと、家族一人ひとりがそのことで精一杯でした。一家離散にならなかったのが不思議なほどです。私の場合Aを憎まないというより憎む余裕がなかったのです。』


そして考えさせられた言葉。
●「一人の命を奪いながら、国家から無償の教育を受け、知りたいことをいくらでも知ることができ、あったこともなかったことにできて、最高じゃないですか」
●「残酷な犯罪を犯しながら、犯人が十四歳の少年という理由だけで、犯した罪に見合う罰を受けることもなく。医療少年院にしばらくの間いた後前科が付く事もなく、また一般社会に平然と戻ってくるのです」


被害者の友達はこういう
●「被害者家族はみんな苦しんでいるのに、Aだけが許されちゃって、せっせと金儲けに励んでいるなんておかしいよ。国は莫大な金をかけて殺人者を更生させ、世に送り出したんだろ。それなら最後まで国が責任をとるべきだ」




法務省矯正局長の通達「少年院への収容は最長で2年以内とし、延長の必要がある場合は1年以内とする」


現在、「犯罪加害者の更生にかける支出は1年に466億円、被害者のための予算は1年に11億(数年前まで1年数千万)。」


被害者の方々へのメンタル的なケアをもっとしてもらえる法になってもらいたいと強く願う。




しあわせレシピ:どうにもならない事も1人1人の気持ちの集結、変えられるかもしれない




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46 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-25 06:30:00
chiharumama、かわいいお子様がいたら本など読む時間は作るのが大変だと思うし、子供と過ごす時間の方が本なんかでは学べないものがたくさんあると思いますよ♪
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Unknown (りすママ)
2006-11-24 20:57:00
私も読んで見たい本何冊かあるんだけど、借りてもなかなか読む時間がなくてねぇ~寝不足になるの覚悟で読むか、睡眠第一に取るか…ゆっくり読書できる時間は子供達の寝入った後。子供達は今もまだ起きてトトロのDVD見てます(^_^;)明日、土曜だし今日はおおめにみています(笑)ほんとは寝てもらいたいけど…
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-24 06:16:00
みなちゃま、村山さんの本の愛読者なのですね。とっても読みやすく感情移入しやすいですよね。rakuもまた図書館にあったらトライしてみよう。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-24 06:15:00
かよこさん、この事件を知っていいるのですね、衝撃的だったことでしょう。そして本当にメッセージ力の強い本で今でも考えさせられています。
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Unknown (よつ葉)
2006-11-23 14:30:00
「心にナイフをしのばせて」一度読んでみたいです。「天使の卵」は読みました♪映画は観に行けなかったけど、続編の「天使の梯子」も好きだし、村山さんの本はよく読んでます。
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Unknown (kayoko6019)
2006-11-23 07:28:00
あの事件はテレビで見て衝撃を受けましたが、まさか加害者が人を弁護する立場の人になっていたなんてショックでした。被害者は本当に悔しいでしょうね・・・・
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 08:01:00
SABUROさん、被害者保護!!是非実現させたいですね。
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Unknown (三郎)
2006-11-22 07:19:00
社会の矛盾提起ですね。被害者保護の社会制度充実は誰も反対しないと思います。実現しましょう。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:41:00
pirosikiさん、殺人者を更生させ社会に貢献させた方が社会全体に有益・・・冷静に考えればそうなのかも知れません。被害者の心のケアを国もして欲しい・・・そう思いました。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:39:00
ハルさん、TVで紹介されていたのですね。知らなかった・・・そんな新刊をGETできて運がよかった・・・。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:38:00
ももちゃま、この本に出合えて「少年法」を改めて考えさせられました。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:37:00
おのさん、ピンポイントのコメントありがとうございます。現在の少年法、そして被害者へのケアの予算・・・なにもかも国に疑問と憤りを感じさせられました。犯人に甘い法律・・・本当にそう思います。加害者には被害者の気持ちなど到底理解できるものではないのでしょうね。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:35:00
かづさん、被害者の立場・・・本当に想像を絶するものだと思います。本を読んでいるだけでも心が痛かったです。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:34:00
NANAちゃま、考えずにはいられない本でしたよ。是非!!
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:34:00
ヤドちゃん、時間のあるときに(仕事中??)でも読んでみておくれぇ。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:33:00
ひろぽんとさん、本当に国の体制に疑問!!とこの本を読んで強く思いました。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:32:00
きんたさん、当事者でないととうてい理解する事のできない気持ちをこの本を読んで再認識しました。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:31:00
よっちさん、勉強になるだなんて・・・。rakuは図書館の新刊をGETしているだけなのんですぅ・・・。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:30:00
ゆかりさん、本当にメッセージがたくさん詰まった本でした。こういう本が書けるのはすばらしいですよね。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:29:00
菜の花さん、本をたくさん読んでいる菜の花さんに注目してもらえて嬉しいです。是非探してみてください。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:29:00
ジョージちゃま、忙しいながらも一生懸命本を読んでいる自分がなかなかすきです(自分大好き・・・笑。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:28:00
RAKUちゃん、やりきれないよね。本当に。加害者は事件をどう考えているんだろう、いや忘れているに違いない。それが出来るのはずるいよね。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:27:00
淳ちゃま、本当に被害者家族の苦しみが痛い!!本でした。それが分かったからと言ってどうしてあげる事も出来ない自分です。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:26:00
tonちゃま、加害者だという事はみな知らないようです。なんでも名前も変えたようでした。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:25:00
にこちゃん、更生させたらその人物に規制はかからないようだよ。苦しむ被害者、苦しみのない加害者・・・。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:24:00
才能濃縮さん、被害者にもっと救済の手!!ってこれを読んで強く思いました。
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Unknown (rak*_c*yan)
2006-11-22 06:23:00
ムックおじ様、話題になりましたか・・・。それも知りませんでした。そして加害者の少年Aは今弁護士のようです。しかも慰謝料もロクに払わないようです。
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Unknown (ピロシキ)
2006-11-22 01:37:00
原則、少年が犯罪をしたら罰するだけでなく、犯罪→更生させる(社会(国)が面倒みる)→社会復帰→社会貢献でお返しするって考えですよね。殺人により一人の命がなくなり、その殺人者を死刑にして、計二つの死体を生むよりは、殺人者を更生させ社会に貢献させた方が社会全体に有益になるという考えですよね。もちろん被害者の家族の方に憤りはあるでしょうが。
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Unknown (haru___)
2006-11-21 23:06:00
心にナイフをしのばせてはテレビで紹介されててハルもぜひ読んでみたいと思いました。
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Unknown (-)
2006-11-21 21:59:00
犯罪が低年齢化するにあたって、本当に考えさせられる問題ですよね。rakuさんのおっしゃる通り、被害者のケアにも重点を置いた法になることを願います。
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Unknown (おの)
2006-11-21 18:39:00
ピンポイントのコメントになりますが、私は個人的に何の落ち度も無い被害者を故意に殺す行為に関しては、更正の余地があろうが無かろうが死刑でいいと考えます。どう考えても加害者の方が得な社会になってるので、もし理不尽な殺され方を私の子供がしたら、私は裁判所にナイフを持って傍聴し犯人を刺すでしょう。傍聴人席と被告人席は近くてその気になれば実は誰でも簡単に実行可能です。ちょっと怖いコメントになりましたが、心から被害者の気持ちを考えると、こんな気持ちになっても不思議は無いくらい犯人に甘い法律だと私は考えます。
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Unknown (elc*s_6*)
2006-11-21 17:57:00
被害者のつらさを思うと胸がつぶれます。わが子が殺されたら・・・と想像するだけで言葉になりません。少年Aが弁護士に・・・不条理です。
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Unknown (nana)
2006-11-21 17:32:00
なかなか考えさせられる本みたいね。少年法のこと、もっと詳しく知りたい。そう思いました。考えさせられそう。
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Unknown (yad*er*)
2006-11-21 16:34:00
「心にナイフをしのばせて」1度読んでみたいです。14歳未満やから法律代わりますもんね・・。
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Unknown (ひーぱぱ)
2006-11-21 16:24:00
過去にそんな大罪を犯しておいて、法の目をかいくぐり、よくもまあ公の場にのこのこ出てこられるものですね。加害者の方の神経を疑います。また、そういうことができてしまう国の体制に疑問視の声が挙がるのはもっともだと思います。被害者の心の傷は想像ができませんね。
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Unknown (peepeeキンタ)
2006-11-21 14:54:00
少年法も随分議論が多かったですよね!必ず両極にたつ人がいてしかりだけど、罪を憎んで人を憎まずなんて当事者なら無理でしょうね!。
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Unknown (lov*yos*i*11)
2006-11-21 14:11:00
どちらも読んだことないけど、なかなか考えさせられる本なんですね~。rakuさんが教えてくれる本は私の知らないものが多くて、いつも勉強になってます!!
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Unknown (ゆかり゜ヽ(?∀?。)ノ゜.:。)
2006-11-21 13:13:00
メッセージ性のある本って素敵ですよね!心を打つ言葉が散りばめられているんです。私は最近本を読んでいないので時間を見つけて読みたくなりました!
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Unknown (なのはな)
2006-11-21 13:12:00
おお!!読んでみたいです。。紀伊国屋(サンホゼ店)で探してみるね。。。
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Unknown (-)
2006-11-21 13:03:00
こんにちは。本を読む時間も作ってるなんてエライ!私は最近まったく読まなくなっちゃったです;rakuさんを見習おうーっと
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Unknown (raku)
2006-11-21 11:44:00
やりきれない気持ちでいっぱい・・・なぜ弁護士を選んだのか、加害者に問いたいな。。
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Unknown (かず坊&じゅん)
2006-11-21 11:43:00
殺人の理由にもよりますが(殺人は絶対してはいけないが)正当防衛とか…少年だからと言っても人を殺してはいけないぐらいは解っているはず!それで十分大人と一緒の刑にするべきだと思います!!被害者家族は死ぬまで苦しいのだから…!! ☆じゅん☆
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Unknown (ton)
2006-11-21 11:25:00
↑のにこちゃんと同じ気持ち、更正後は弁護士が気に成ります、依頼人が居るのかしら
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Unknown (にこちゃん)
2006-11-21 09:14:00
殺人まで犯した人間が「更正」して弁護士にまでなれるんだねぇ。。。更正するチャンスは与えられるとしても、職業の規制?というか、何も無いのかしら?うぅ~ん。。。
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Unknown (さいの~)
2006-11-21 09:04:00
加害者に莫大な金をかけるより、被害者にもっと救済の手を、ていつも思います。
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Unknown (mukku)
2006-11-21 07:40:00
「心にナイフをしのばせて」は先日某所で話題になりました。 rakuさん早いですね。 加害者の少年Aは今弁護士? 前科もなく一般社会の上位で偉そうにしてる? 恐ろしいことです。
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